自分の誕生日の月でもあって、
ただこの年齢にもなれば、
めでたいのだかめでたく無いのかも、
分からない年ではあるけれど -
当日、カレンダーを見つつ
「・・そうか、今日か」
と普通に思っていた時だった・・。
仕方がないけれど、
世間では還暦という年齢になり、
あるお客様が悶々とされていた事もあった。
ワタシと言えば、
「だ~れが、赤いチャンチャンコや帽子を被るかい!」
とつまらない反発をしつつ・・
朝、結構寒かったので、
一階のファンヒーターを点けに来た際に、
一度トイレに行った時に何となく不穏な感じがした。
ご存知の方は知っているかもですが、
寒さよりも何よりもワタシの場合には、
湿度が伴わないと、
天界の方たちも、よからぬ誰かも、
近寄っては来なくなったりする・・。
電気系統、静電気、そして常にある湿気。
物理学者がどう言おうと、
何がどうか微妙に分からない部分はあるけど、
噛み合わない条件では来ないし感じ無い。
が。。
リビングに入ってカーテンを開けながら、
余熱を点けていたヒーターに近寄ったとたん、
「○ちゃん、おめでとうね~」
( ̄ロ ̄lll)え!・・・
それは、
少し鼻にかかった特徴のある声で、
紛れも無い亡くなった伯母の言葉だった。
伯母ちゃんだ、
でも待てよ、三年くらい前に亡くなったし、
もしおめでとうなら、
昨年だって言えていたはずなのでは?
つまらな~い職業病が出てしまったけれど、
聞き忘れる訳が無い
ハッピーバースデーだったので、
反対に言葉無しで念じてみた・・。
『伯母ちゃんは今はお祖母ちゃんの所に居るの?』
『そう、今お母さん(私に取っては祖母)
の所に叔母たちといるんだよ』
そうか・・良かった、
やはり祖父ではなく、
祖母と曾祖母のステージに行っているのか。
・・そう言えば・・・
彼女が亡くなる少し前に、
意識がもう無い状態らしかった時に、
乾燥し始めた10月に、
同じように声が聞こえた事があった。
意識レベルは既に楽になっていたらしく、
いわゆる魂がさ迷って、
質問をしにワタシの元に来たらしかったのだ。
伯母は母親や叔母さんたちか、
祖父と昔、亡くなった姉妹の場へ行くか、
選択を迷っていたらしかったのだ。
『○ちゃん、どっちが良いかね?』
(T^T)この話は前にも記事にしたけれど・・
ワタシは女性がたくさん居る方が、
おしゃべり好きな伯母には向くのではと思い、
即答で『お祖母ちゃんたちの方』と、
伯母の浮遊する意識へ告げてみたのだった。
後からよくよく考えてみれば、
十年くらい前に、
ワタシの母がインフルエンザの予防接種で、
菌に抗えずにインフルエンザになってしまった時-
三日くらいこの世とあちら境をさ迷った時、
亡くなった母方の弟と、
(小さい頃に母の母が引っ張ったらしい)
その年に死んでいた叔父とが、
二階の部屋のエアコンの裏側から出て来たそうで。
都合、二日、母を見舞いがてら・・
「まだ大丈夫だね」
と言ってあちらに戻ったらしい。
ものすごい高熱でうなされていた母は、
本当にそれだけはきちっと覚えていて、
ワタシに珍しく話したので・・
「やっぱりお祖母ちゃん(母の母)は、
もしお母さんが亡くなっても、
迎えに来てくれるんだね、きっと」
「そうかな、そうだと良いんだけど」
(×_×)まー縁起でも無い!と、
皆さんは感じるかもしれないけれど・・
三年前に亡くなった伯母についても、
きっと祖母や彼女の母方の親族が集う場へ、
あの時に上がったのだと思うと・・
お祖母ちゃんが嫌いでは無かった伯母が、
母親のステージとかその付近に居るなら、
本望だと感じた訳です。
でもって、昔、
離婚をし従姉を連れて出戻った彼女が、
色々と複雑な思いをしながら生きて来たこと。
とある会社に定年退職まで勤めあげ、
ブルゾンちえみ様のネタでは無いけれど、
キャリアウーマンの前に
職業婦人と言われる中、
伯母なりに頑張って来た事も思い出された。
「○ちゃん、おめでとう」
朝の言葉には、
ワタシもかなりほっとしたのでありましたが。
・・さて・・・
ワタシの母親が、
インフルエンザにかかった顛末の際に、
叔父たちが
「まだ大丈夫だね」 ではなく、
「お姉ちゃんもコッチに来なよ」
だったら、
ワタシにはたぶん今の母はいなかっただろう。
そんな複雑な気持ちにもなったけれど、
だったらもっと普通の親孝行も、
悔いなく今のうちにしておこうと、
しみじみと感じたのでありました・・。
「伯母ちゃん、反対にありがとう」
赤いチャンチャンコや帽子よりも、
彼女からのおめでとうで、
今、普通である事を思い直した日だった。
ついでに言うことではありませんが -
皆さんも普通の生活があるなら、
そんな日常に有難みを感じてみてはと思います。
普通ではないような現状であっても、
いつか何かを乗り越えた際に・・
気紛れな神様から、
ご褒美としての日常があると思うので、
決してあきらめないでください・・。
・・
すみませんワタシは占い師
・・・続くかも・・・
。。
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