
簡単に書かないようにしていた問題として、
LGBTQの皆さんの事があります。
大変にデリケートですし・・。
じゃあ何でブログにしているんだよ、
という方もいらっしゃると思うけれど。
りゅうちぇるさんの、
彼女(彼)の占いではない内容を、
私なりに書きたかったので。
※以下、ryuchellさんを、
りゅうちぇるさんと記載します。
・・・
りゅうちぇるさんが亡くなってしまった。
直接お会いしたことは無かったけれど、
それが自死だけに、
マスコミで見かけはじめた頃、
笑顔が無邪気で可愛かったし、
孫だったらなーと思っていた私はショックだった ・・。
以前マスコミに取り上げられるようになってから、
パートナーpecoさんとの芸能活動から、
人気が出て見ない日は無いくらいに。
結婚をし、お子さんができ、
そして離婚に至る経緯には、
彼女たちの個人的な理由があったのだろうし、
自ら事務所を構えてお子さんも扶養。
誕生日には親として祝福をし、
パートナーとこれだけ責任ある行動をしても、
放棄とか無責任とか、
一部、非難と中傷の温床になっていて、
SNSでのバッシングはずっと止まらない。
最近ではチャーミングな女性の外見で、
彼女が彼として生きて行くのが大変なのが、
長い間、葛藤として中にあったのだと、
ほんの少しだけれど分かる気がした。
「女性なら結婚して出産をするのが当たり前」
「LGBT、同性婚、理解が出来ないね」
と言った国会議員の話は、
まだいまだにニュースで取り上げられている。
日本政府サイドの特に男性の古さも、
男尊女卑が根強く残るのも、
今どきどうなのかはなはだ疑問だし。
国会議員の意見だから、
分かりやすく報道されるけれど、
まだ世間の偏見は根強いものなんだろうと、
それだけでも推測が出来る。
偏見と差別ではなく、
確かに一人一人をカテゴリーしにくいのに、
LGBTQと呼ばれているのも、
昔よりは理解がしやすいとしても、
さらに人によっては、
一つのくくりには出来ない場合もある。
「じゃあなたはLですね」
「強いて言えばGですか?」
などとだけ、
明確に言えない場合も多いし、
無理やり強いて分けられたくない人だって、
山ほどいらっしゃると思います。
自分がこの中ならば、
これまで好きになったその人が、
特に性別には関係が無いし、
好きな人がたまたま男性だった、
女性だったということから言えばBとなるのかな。
だけど、昭和中期にこのように表現すると、
ノーマルなタイプの皆さんから見れば、
アブノーマルな女扱いになっていた時代。
公にされていた皆さんは、
言い表せない苦労と、
迫害もあって本当に大変だったと思う。
SNSでは、
某皇族の方のバッシングを見た事があるけれど。
ただその人を敵対視し、
嫌いというだけでの誹謗中傷、
分からないまま非難だけが快楽な人などがいて。
※知らないという部分で書いてる、
私も同じなのかもしれませんが ー
Twitterを見てみたら、
よくもこれだけ会ったことも無い、
ハッキリ言ってマスコミでしか知らない人に、
勝手な罵詈雑言がつぶやけるのか。
具合が悪くなるような数々が並んでいた。
一部の人は自分の日頃のうっせきを、
ひたすらぶつけているだけにしか見えないし、
こうした悪口は、
次にはまたさらに、
何日かを経てしまうとなお酷くなる。
日に日にエスカレートするのが人間の心理と、
脳科学の専門分野の先生たちが言っている。
もし、過去に亡くなった方で、
SNSでの誹謗中傷で亡くなられた方で、
原因がそれなら ・・
調べて訴える事が可能になっているから、
酷いメッセージをダダ流しした人は、
訴えられても当たり前だし、
罪として問われるため、
弁護士から慰謝料請求などの内容証明が、
いつの日かあなたに届くかもしれない。
アカウントを削除しても、
パソコンを持つだけで、
個人が特定しやすいし、
IT関連に詳しい会社で調べれば分かる。

でもなぁ ・・・
またそれとは別に、
亡くなってしまったら、
実態が無いだけ、とブログで発信していても、
何だか虚しさも感じてしまう。
国営放送・教育でも、
LGBTQの差別や偏見に対して、
真摯に向き合うりゅうちぇるさんがいて。
それが自然だったし ・・。
以前に深夜番組でも、
ある女性タレントが露出度が激しい格好を
写真にした物を出していた際にも、
否定ではなくて、
「だったらこうしたら
違う感じに綺麗に見えると思うんだよね」
的確なアドバイスに感心したし、
受ける側も素直に反応をしていたのを思い出す。
私が最後にりゅうちぇるさんを見たのは、
明石家さんまさんのトークバラエティ。
金髪で可愛い女性の姿と変わっていたのも、
チャーミングな女性となって行きたかったのかなと。
何もかもが自由では無い現代だけれど ー
その人になってみないと、
心の底まで分からないものだと思う。
表面は明るいようでも、
自分のセクシャリティを抱えながら、
女性ホルモンを投与しながら、
体に合う、合わない事もあってハードだろうし。
事務所の経営者、父親、
本当になりたかった姿と取り巻く人間関係。
様々な問題を抱えながら生きて行くのは、
重たすぎるし、
楽しいだけでは決して無かったのではと。
さらに分かった事は、
信頼する知人の裏切りもオフ会で話していたそうで、
それだけでも相当なショックを感じていたという。
もう一つは・・
女性ホルモンが合わないためもあり、
一時的にうつ状態になることもあるから、
その一時的という瞬間だったのかもしれない。
うつ病に近くなると、
余力がある場合には、
自死を発作的に行動にしてしまう場合が多い。
多くは私だって聞いた、見た情報からだし、
エセ理解者になろうとか、
それで彼女を決めつけたい訳では全く無いけれど。
心が病んでいる時の、
自分への酷い誹謗中傷なんて、
なお、奈落に落ちて行きそうな気持ち
にしかならないのは理解が出来る。
pecoさんはメッセージを発信。
ある程度の皆さんが見ていらっしゃるでしょうし、
彼女の静かなメッセージを読みたい方は、
直接、触れてみてはと思います。
にしても、それに反して、
YouTubeではにわかにやたらと、
りゅうちぇるさんの事を取り上げる人達が。
女性ホルモンをあたかもクスリ的に、
歪んだ解釈をわざと付け、
ゴシップで
再生回数を稼ぎたいのが見え見えだったり。
しばらくは静かな日々では無いでしょうけれど、
YouTubeで本人が発信している、
堀江貴文さん、ホリエモンの
シンプルなメッセージを見て欲しいかな。
「悪口をネットに書くな」
ネットで著名な存在が、
SNSやネットでの悪意しかない誹謗について、
結果、人一人を死に追いやる行為を、
正当な理由で否定している内容は、
かなり自死防止への抑止力になると感じました。
その非難があなたに向けられた時を、
考えたことがありますか・・・。
個人的な気持ちだけれど、
けなげに頑張っていた姿を、
陰ながら応援していたおばさんはやはり悲しい。
最後になりましたが、
りゅうちぇるさん、


・・
すみませんワタシは占い師
・・・自死は続かないで欲しいとも・・・
。。


↓自分がその立場ならばかなりツラい・・
