
ある日、親しくしていたお客様半分
友達半分みたいな感じのUさんから電話が来た。
「・・ちょっと気になるお店に
求人があったので履歴書を出したんですよ
それで今度、面接することになって」
Uさんは三十代後半の女性だった。
・・今は自治体の
とある施設のアルバイトをしていたが、
年間にしてみれば半年強の稼働日しかなく、
未婚なために自宅は実家にいて
忙しく両親の代わりに家事もしていたので、
これまではそれでも良かったようだ・・。
が。。
自治体ですら冷えきって来て、
最低限の半年強のバイト期間も、
昨年から少し削減されてしまったようだった。
「とりあえずと言っては何ですが
良かったですね・・
イマドキは面接も大変みたいだから
あまり期待しないで前向きにね」

・・までは良かったが・・
具体的な日にちや時間の詳細など、
あちらから来る筈の電話連絡は
待てど暮らせどなかなか来なかった・・。
『

でも、こちらから電話をするのも変だよね・・』
Uさんはでも、散々迷った挙げ句、
二週間の待ち惚けの果てに
その店に電話をしてみたそうだ・・。
「あ~、こちらでは分からないので
本社の○○県に連絡してみてください」
・・○○県?
昼間だったら家電だと長距離なので、
IP電話でもないからかなり通話料金がかかる筈?
でも、
埒が空かないので彼女は○○県にあるという、
履歴書が通った会社に連絡を入れた。
ここで「その店って
本気で雇用する気があるのかいな?」
などと、好感度は懐疑心に変わり、
連絡後、担当者の態度にも二度憤りを感じたそうだ。

面接担当の係員らしき人物から連絡があり、
Uさんはその営業所まで足を運んだ・・。
ここまでで、
彼女の店舗に対する感想も感触も
最悪のものになっていたのも事実だったと思う。
・・
その当日、Uさんは営業所の一室にいて、
面接の担当者が来るのを待っていた。
「お待たせしました
何だか弊社で手違いがありまして
大変に面接が遅れてしまってすみませんでした」
・・
<(_ _*)>ここで1つお願いします☆



↓現代に合う合わないというのもあるかな

もっと先を読んでみたい方だけどうぞ・・・☆