
昔・・
1970年代の半ばに『6羽のかもめ』という、
とても印象に残ったドラマがあった -
大量に劇団員が抜けてしまった劇団の、
その後の奮闘と悲哀を描いた作品だったけれど。
淡島千景、加藤大介
長門裕之、中条静夫
山崎努 ・・
などの演技力がきっちりとある
俳優、女優の競演は、
高校生だったワタシにすら、
新鮮な驚きを与えてくれたのだった。
その時、
今となっては大御所となったけれど、
高橋英樹辺りがまだ一番、若手だった。

後に耳なじまない彼女は、
実は違うペンネームだという事が知れた。
実態は大河ドラマで色々とあり、
メインである名前を表に出していなかった。
本当の名前は倉本聰・・。
『6羽のかもめ』は、
それからエランドール賞を受賞し、
ワタシが僭越ながら言わせて頂ければ、
あの時代、玄人受けするような、
素晴らしい脚本だったと思う・・。
それから時代を経て、
彼の名は『北の国から』で燦然と輝く事になる。
※僭越ながら敬称を略させて頂いております。
現在、オンエアされている、
テレビ朝日の昼のドラマ、『やすらぎの郷』は、
シニアのドラマファンが待望していた彼の作品。
60代、70代以上になってしまうと、
夜9時くらいには眠ってしまう年齢の皆さんが、
ようやく倉本聰のドラマを、
昼前に楽しみに待つことが出来る訳です。

テレビ人専用の老人ホームやすらぎの郷は、
往年の名俳優や女優などが
そこを住まいにしていた。
みんなは既に第一線を退いているために、
時間を暇とをもて甘しながらも・・
断捨離をしてみたり、
孫が訪ねて来たりと、
残された人生をそれなりに楽しんでもいた。

ストーリーを語る、
元著名脚本家・菊村に石坂浩二、
真野六郎役にミッキー・カーチス、
岩倉正臣に山本圭、
女性陣に人気、
元任侠スター高井秀次役に藤竜也・・
姫こと九条摂子に八千草薫、
シャンソン歌手だった及川しのぶに有馬稲子、
お嬢・白川冴子に浅丘ルリ子、
水谷マヤに加賀まりこ・・
他にも主役級の俳優、女優が多数出演している。
演出は藤田明二、阿部雄一他・・
プロデューサーは五十嵐文郎他・・
中島みゆきの主題歌「慕情」や、
中で使われる彼女の挿入歌も印象的。
・・
m(u_u)m ここでおねがいいたします☆



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