
ゴミを捨てる日に、
やや早起きすると、
とても楽しげなおばあちゃんズに会う。
昨年末辺りから寒さが厳しいため、
ここ何ヶ月かウォーキングをする気持ちにもなれず、
それじゃ、
生活習慣病予防になっていないため、
まだ少しは気温が上がる日を選んで、
近隣の道や公園を歩くようにしていた。
日の出が早まり、
明るくなり始めた昨年の春先かな。
こそっと家を出て、
燃えるゴミ、プラスチックゴミなどの日に、
ついでに広い公園まで歩くようにしていた時。
そんな5時あたりに仲良く三人で歩く、
ややご年配のおばあちゃんたち。
察するにご近所仲間のようで。
きっと歩くって、
暑いとか酷寒の際などには、
一人だけだとやる気も出にくいし、
集まって歩けばお話に花が咲くでしょうし。
散歩中で同世代ならば、
旦那さんや嫁さんの悪口を言って、
吐き出せるのも一石二鳥かなと・・。
今日はプラスチックゴミを出す日。
が。。
昨夜はロシアがウクライナに侵攻し、
((T^T)うー、それからは?・・・
報道は錯綜し、
ニュースもどこまで信ぴょう性があるのか。
明けて特派員の現地取材で、
あー、と嘆くような事態を知る事になる。
ロシア軍に包囲され、
かなり練られたエリアポイント作戦で、
ソ連時代に最悪の原発事故を起こした、
チェルノブイリを攻撃、
今は首都キエフが陥落か、と言われていた。
この短時間に、
また劇的に変わるのかと思うと、
気の毒以外の何モノでもない・・。
どちらの国民も、
戦争なんてしたいとは思ってもいないだろうし。
犠牲になるのは、
ウクライナの皆さんだけではなく、
ロシアの兵士にも及ぶのでは。
そんな事を考えてもいないから、
侵攻へのGOサインができるのだろうけれど。
人、一人の命を一体、何だと考えているのか。
いつも国のトップたちは、
国民に沿わずに無駄な戦争を起こしては、
痛ましい犠牲者を出してしまう。
過去の戦争を体験している世代の皆さんは、
父親、兄や弟、
更には恋人や婚約者や、
朝ドラのヒロインのように、
結婚したばかりの夫を亡くしている方も多いはず。
「戦争なんて反対に決まっている」
と感じていらっしゃると思います。
つい何日か前まで、
朝に散歩をしていたおばあちゃんや、
今日は暖かいねと、
わんこに言い聞かせながら、
毎日の運動も兼ねていたお父さん、お母さん。
行ってきまーす!
元気に学校へと通学する子どもたち。
来週はやっと結婚式だね、というカップル。
早朝には荷物が到着して、
素早く店頭に並べる商店、スーパー。
何日か前くらいには、
危惧はあったにせよ、
普通の生活ができていたと思う。
兵器で攻撃されるなんて、
国のトップしか知らなかったと思うんだな。

私は必要にかられて、
震災後から始めたTwitterでは、
日本にいるウクライナの方や、
国境を越えたニュースが度々入っている。
遠い国のことだと思ったら大間違いで、
もし、日本海を目がけて、
ミサイルばかり打ち上げる某国のミサイルが、
東京、大阪などの大都市に着弾したら?
Twitterで、
リアルタイムに目の当たりにする出来事は、
悲しくつらい・・
しかも昔の戦争時のように、
北方領土が途中から横取りされ、
日本自体がどこぞの領土になるとか、
いつしか私たちにも起こりうるかもしれません。
第二次世界大戦中、
もう日本が敗戦する直前、
母の兄(私の伯父さん)は・・
焼夷弾がヒュルヒュルと飛んでは落ちて、
火の海になってしまった、
仙台大空襲のさ中 ・・
友達と街中にいて、
自宅か川か逃げている途中に・・
後ろに一緒にいた友達が、
音と同時に焼夷弾にやられて、
一瞬にして火にとけるように亡くなったそうだ。
母や祖父が防空壕で、
「・・もう帰って来ないかもしれない」
と、肩を落としていた時に、
真っ青な顔をした、
髪の毛が焼け、
焦げたシャツから火傷が分かる男性が入ってきた。
「友達が、友達が ・・・」
そのショックは相当なものだったという。
母の兄は、
それからも生きることが出来たけれど。
人は兵器で、
固いコンクリート仕様のビルを破壊し、
私たちはビルよりも火がつきやすく、
簡単に燃えて亡くなるものだという事。
・・
こういう事を書くと、
非人道的だとか、不道徳だとか、
上っ面だけの批難をする人が増加する世の中。
その意見て必要なの?
言論の自由は?
という相手へのバッシングばかりだけど。
けれど、
トップの思惑しかない戦争なんて反対だ!
私は幸いに実体験はありません。
戦争の現実は でも残酷なのだと思います。
自宅まで迂回して公園に行き・・
ぼうっとして時間をつぶしたけれど。
不安定な精神状態の中、
久々に三人のおばあちゃんたちに会って、
幸せそうに歩く姿を見て、
一時的に私は救われた気持ちがした。
ウクライナは小麦の生産や、
肥沃な土地のために農業大国でもあるそうです。
そういえば蜂蜜を買ったことも思い出した。
しかも昔は旧ソ連であったし、
親戚や友達や様々な皆さんにロシアとの繋がりも多いという場所。
24日からロシア国内でも、
国民の「戦争反対」デモが多数起きている。
更には私たちは、
ウクライナ共に穀物でも大変にお世話になっている国。
小麦粉のほとんどを輸入に頼る日本。
いや、
自国で不自由なく買えるのはお米くらい。
それに地場産品以外、
石油や資源すらも自国ではまかなえない私たち。
今後、自由が制限され、
人々が望んではいない状況になって来る事もあるし、
既に石油不足でのあらゆる品々が高騰している。
もしかして、
何時か、
他のどの国にも起こってしまう事態 -
反対という意志や、
SNSでは状況を知り拡散することは出来る。
が。。
外交は民間人だけでは難しいものです。
国民に選ばれた政治家の皆さんは、
こうした時こそ、
余すところなく手腕を発揮して頂きたいものですが。
・・
すみませんワタシは占い師
・・・戦争なんて反対だ!・・・
。。


↓悲しい、そんな体験なんて・・
