ドラマ「鴨、京都へ行く。」忘れていた日本がここにある
2013-05-07 Tue 02:31
02kamo001.jpg




自称ドラマニアのワタシですが、
4月からの3ヶ月クールでは今一つな感じが・・。




どうしてもTBS系と
フジ系をメインに見てしまうので、
他の局がどうのこうのとは言えませんが、
今、見るたびに『良く出来ているなぁ』

・・と感じるのが・・・




フジ系の『鴨、京都へ行く。』、
TBS系の『TAKE FIVE テイクファイブ』
『空飛ぶ広報室』・・くらいかな、すみませんが。
脚本も演出も配役や役者の演技も面白いかなと。




教育現場のこと・・を
取り上げたドラマも幾つかあるけれど・・。




期待していた家庭教師のドラマが、
時代というのを考慮しても、
あまりにお粗末なので・・

同じ毒が潜む脚本と演出としても、
日テレ系『35歳の高校生』、
またはフジ系の『幽かな彼女』辺りは、
根底にあるコンセプトにブレが無い感じはしますが。




・・さて・・・



『鴨、京都へ行く。』なのですが、
フジ系では火曜日の夜9時(21時)から・・



京都の老舗旅館の女将が、
ある日亡くなってしまったことからストーリーは始まる。




一見、平穏な筈だったその由緒ある旅館は、
裏を返せばかなりの借金があったことが判ってしまう。
遠く、東京で財務省のエリートをしていた
娘、鴨・・は、その旅館の売却手続きを進める。



。。



売却をするにしても色々な壁があり、
遅々として進まない中、
娘の鴨の同僚が「旅館もやったらイイのに」
~などといったアドバイスをしてしまう。




(T^T)それから・・・


鴨(京都だから分かるけど変わったお名前)は、
ビジネスライクなまでに、
旅館のために尽力して来た々をないがしろにし、
今時な無謀な采配をし始める・・。




老舗の旅館にはきちんとした秩序と、
古くからのしきたりや作法というものが存在する。




若いたちには、
それがかび臭いと思われたり、
時代錯誤だと誤解されるかもしれないけど、
トラディショナルな部分も含めて文化であり、
昔から息づく文化無しには日本という物も語れない。





・・さて、彼女鴨は、
多大な借金の返済も兼ねて、
お母さんが残した旅館の秩序やのしきたりを無視し、
リニューアルを試みる・・・





老舗旅館なのに何故?と思う、
今時のゆるキャラを作り、
目にも分かるくらい一般ホテルっぽいサービス、
借金も考え若い女性なりの努力はしてみたが・・
所詮、小娘が小手先だけでやった仕事だった。




周囲のお世話になっていた仲居さんや板長、
京都ならではの執事の立場のご老まで敵に回し、
更には老舗旅館の女将たちまでにも
無礼、不義理を通してしまう・・。




老舗旅館『上羽や』のリニューアルは、
結局は散々な酷評に終わってしまうのだった。




それから・・


当たり前のようだが、
全てのスタッフに総スカンを食わせられ、
仲居頭が全員の退職届を鴨に渡すことになる。




と、ここまでは・・・


よくありがちなお話なのだが、
このドラマが圧倒的に違いを見せるのは、
最初、鼻持ちならない不遜な小娘だった彼女が、
その後、少しずつ変わって行く、
鴨という女性が、
次第に成長をして行く二重の構造になっている所。


・・




・・ある日、財務省大臣が、
誰もが不在に近い老舗旅館、上羽やへとやって来る。




大臣は鴨の亡くなったお母さんの頃の、
秩序やしきたりや作法が心地好く守られていた、
その頃からのご贔屓で、
わざわざお母さんのご焼香へ足を伸ばして下さったのだ。




彼女はそれこそ焦りに焦る、
まだ、その頃は彼女が在籍していた
財務省のトップ財務大臣がいらしてくれた訳だ・・。




それからが文字通り、
彼女の血と汗と涙に縁取られた
過酷な日々が始まる事実上のスタートだった。


・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆

 09b003_20130506222947.jpg



ハート管理は究極の接客業は無理~・・
↓気遣いも配慮も欠けてしまいそーです




FC2ブログランキング





人気ブログランキングへ



にほんブログ村 その他趣味ブログ 占い・鑑定へ
にほんブログ村





もっと先を読んでみたい方だけどうぞ・・・☆




02kamo003.jpg




去って行った旅館のスタッフ探しに走る、
板長や、その腕を余すところ無く発揮させる、
舌の肥えた大臣を満足させるべく、
手には入らないような筍を探し回る・・




その辺りの、
最初との彼女のコントラストが良く出来ている・・




・・鼻持ちならない小娘は、
少しずつではあるけれど、変わって来る・・・


仕方がないと思いつつも協力をさせられてしまう、
辞めさせられ、あるいは辞めた仲居さんや、
板さん、老境の執事(正式名を忘れてすまん)、
女将協会の老舗旅館女将に支えられて、
次第に次第に、気持ちや心持ちが・・・




・・・そして・・・



嫌っていた筈の老舗のしきたりや秩序、
の作法や義理などが、
この町には必要であること、
いや、町だけではなく・・


もちろん母親が借金を抱えながら、
細腕で切り盛りをして来た旅館が、
どれだけお客様に慕われていたのかも判って来る。




・・間がたった独りでは、
何もかも出来ないという壁にぶち当たりながら、
借金を取り立てに来た業者と渡り合い・・

仲居頭の適度な見放しと、
反対に先代の女将への恩返しのように、
不出来な鴨という娘を、シビアに
独り前にするべく陰になりながらフォローをする。





このドラマが安易な虐めとか、
つまらない女性の争いにだけ終わっていないのは、
中の物の逸話が散りばめられている所にもあり。




例えば・・小さな子ども時代に、
怪我をした鴨より、同時に落ちる
旅館の壺の方を庇った母親からのトラウマ・・




まあ考えれば、
確かに娘の小さな怪我よりは、
大切な骨董品の方が直りはしないけれど。



だけど、ただでさえ忙しいために
愛情が薄いとしか感じ無い母親に、
骨董品よりも軽んじられたことが、
鴨にはとても心の傷となって残る・・。




あるいは・・


返済不可な借金がある中、
仲居頭(かたせ梨乃)が、
新たに女将へと誘致される好条件を断り、
また、改めて鴨の後見のような立場を選ぶシーン。



次期の女将にという良い条件を蹴ってまで、
その借金で困るような場所に残る心意気。




最初とはうって変わって奮闘する彼女を、
嫌な思いをしたのに、
裏で協力を促すような仲居さんたちなど・・

出過ぎない、奥ゆかしいい協力の手、
細かい間のディテールの描き方が素晴らしい。




特に、大臣がお忍びでやって来た際に、
大好きな一番風呂に入りたいと伝える彼へ、
辞めた仲居さんたちが猛反対をする回・・。




老舗旅館のお風呂は、
その風呂自体やら全体を洗うのに、
専任の風呂洗いの職さんがいて、
そのやり方無しには
快適な上羽屋としてのお風呂にはならない
~というエピソードがとても良かった。





02kamo002.jpg




・・独特のノウハウが存在し、
その場を守り抜く職人さんがいて、
さらに、快適な空間をさり気無く作り出す、
数多くのスタッフのたゆまない努力があること。





大袈裟なようだけど、
ワタシは何故かドラマの最後には-


何だか・・・


最近には感じない涙が出ていることが多く、
つまりは、若いお嬢さん方より、
四十代後半、
五十代以降の人に特にアピール性が高いと思う。




ドラマのキャストがまた抜群で、
(敬称を略させて頂いています・・)


仲居頭にかたせ梨乃、
仲居さんの面々、
老境のお世話役・峰岸鼓太郎に笹野高史、
老舗旅館の女将、若村麻由美、



買収を目論む、
ポーカーフェイスのコンサルタントに椎名桔平、
その癖のある上司に伊武雅刀・・




そして、成長して行く鴨役、
気の強い美女で女将となる松下奈緒が素晴らしい。





・・ドラマ中、よくこんな会話が聞かれる -



「この店のこれでなくてはいけない」



「これはこういうやり方でなければ行けません」




ねばならないというのは、
唯一の品や食材や、人や、やり方で、
その代わりは無い!ということである・・。




ゆるく自分を助けるのとは真逆で、
代替えが出来ない、
それで無くては出来ないという考え方は、
人にはキツいのかもしれないけれど、

受け継がれて来た良い品や伝統や・・
古くからの大切なモノを支えるのには一番、
大切なことなんだろうと感じたり・・。




だから反対に、
鴨という女性がしきたりを破らないまでも、
新しい考え方で少しやり方を変えてみる、
~そんな部分がコントラストとなり、
ドラマのアクセントにもなっている・・・。




本当は一話から~前回抜きには語れないので、
火曜日の今日の回から見始めても・・
『大したこと無いじゃない』~とか
思われるかもしれないのは仕方がないけど・・




上っ面を撫でたような、
人を人とも思わない虚しいドラマが多い中、
人の思惑とエゴも交錯する中に、
何故か心が洗われる出来事があり・・



懐かしい時代を彷彿とさせてくれるような、
今期、しみじみと響くドラマです・・。



・・




すみませんワタシは占い師


・・・人は気持ちが大事だとも・・・

。。






ハートゴールデンボンバー体操も可笑しい
↓一回ごとのストーリーなので見やすいです




FC2ブログランキング





人気ブログランキングへ



にほんブログ村 その他趣味ブログ 占い・鑑定へ
にほんブログ村


 24kuma022pb03_20130506223222.jpg


いつも(゜▽゜*)最後までありがとうございます。

今回楽しみにしているドラマなどのコメントも・・

遅れます、いつものよ~に^_^;

変換ミスは読んでてくださーい。


別窓 | そんなワタシのウラ話 | コメント:0 | top↑
<<五月病・・やる気がでませ~ん!てな時は | すみませんワタシは占い師 | 伊勢神宮に呼ばれる人たち・・・>>
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

| すみませんワタシは占い師 |