人の情念の怖さを知る「誘惑」の原作者が亡くなって
2013-10-24 Thu 01:26
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直木賞作家で聖職にも就かれていた
連城三紀彦さんが亡くなられたことが、
昨日、ワタシの目を惹いた・・。




(T^T)「恋文」で直木賞を受賞されていた彼は、
ご実家が浄土真宗のお寺さんでもあり、
聖職の後継もされていたようだったけれど・・




「恋文」「戻り川心中」など、
間の深層心理や性の情念などを、
さらりとした筆致と巧さで書いていた作家だ・・。




。。



それだけに、間が・・
『性善説』で成り立っているだけでは無いことを、
敢えて静かに思い知らされる・・。




バブル崩壊直前の90年代始め、
憎三部作』と言われていたドラマがあった。



「想い出にかわるまで」


「誘惑」


「もう誰もさない」(AVEC製作、フジテレビ)




・・中でも時代は違うけれど、
癒される日テレドラマ『すいか』と共に、
すいかの真逆なカラーのドラマとして、
ワタシの心に深く残っているのが、
その一つ『誘惑』・・連城三紀彦・原作。





・・これはね~、
見ていた方は分かると思いますが・・



ことの発端は、
出張の寄り道で知り合った行きずりの性-



一夜だけのつもりだった筈なのに、
その実体は・・
幸せな家族を蝕んで崩壊させるだったのだ。





Amazon BOOK紹介より-

北陸本線で知り合ったは、
夫に逃げられたまま新婚旅行中の花嫁だった…。


平凡な家庭と多忙な仕事に縛られていた藤家芳行は、
誘惑に負けてと一夜をともにする。



藤家の妻、美冴は夫の挙動に不審を抱くとともに、
息子や娘の変貌にうろたえる。



静かに破壊されてゆく家庭の幸福。
美冴は見えざる敵に怯え、
その正体を必死に探るのだが―。
舞台・TVドラマともなった憎の巨編。


・・



般若悪の悪どい手口は、
夫から奪い取るために、
近づいて、奥さんの友達になることから始まる・・。




美冴の夫だけではなく、
その息子も手玉に取り餌食にして行く・・



その娘は、
家庭教師として誘致した男性が、
母親の恋ということを知った時に愕然とする・・




・・全ては妙子と夫とが仕組んだ罠である。




そんなつもりでは無かった、
出会った女のやり口が、
い女の嫉妬などというモノでは無く、
それどころか毒婦、まさかの悪党といった、
裏からの手のまわし方なのだ・・・。


・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆



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ハートテーマソングは管理の好きな歌です・・
↓このドラマを思い出して歌っております^_^;




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もっと読んでみたい方だけでよいです・・・☆







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ドラマは憎がテーマと言えばそうなんだけど、
という者の、
感情ある生き物の怖さが描かれてもいて・・


今は動画配信サイト(有料ですが)で、
全編を見ることが出来る・・・。





この妙子という、
稀代の悪の役が来た紺野美沙子さんは、
相当に悩まれたと
ニュースのインタビューで拝見したことがあった。



当時、
清純派のイメージが際立っていた彼が、
初のハードな役どころに挑んだ作品としても有名。




美冴役の篠ひろ子さんは、
中学時代の同級生のお姉さんで
当時から美しさが評判だった・・。



地元の出身だけれど、
このドラマでは特に品の良さがぴったりで、

紺野美沙子扮する妙子も、
元々は清楚なイメージの方だったから、
そのギャップがまた壮絶な様相を帯びて来る。




夫役の林隆三氏を挟んで、
決してそうしたことにはならなそうな、
お二優さんの闘いは、
ラストまでは、痛快な妻側復讐劇と変わり、
周囲を巻き込む様が怖ろしいまでに素晴らしかった。




あの時代、かなり話題の多かった
波瀾万丈な家庭崩壊劇なのだが・・



圧倒的に昼ドラとは一線をかすのが、
役者と優の上手さもあるし、
原作も素晴らしいけれど、
制作スタッフの総合芸術でもあると思う。




更に-

それだけに留まらないのは・・



妙子の甘く危険な罠に、
敢えて身を投じた有名企業の夫(林隆三)は、
中の台詞の端々に欲や諦めや、
彼なりの沈み行く負の哲学のようなモノがあり・・



破滅型に変貌して行く彼が、
ただ愚かに家庭を壊すに、
絡め取られている訳では無いことにも気付く。





清廉潔白なだけの物語にはって興味を抱かない。




・・何故なら、長く生きていればいる程に、
独りだけではままならない、
良い間だけが居る訳でも無い、
それが実は世の中だということに気付かされるからだ。




もちろん、の不幸を、
心地好く見ている訳では無いけれど、
綺麗事だけよりも毒が無ければ気持ちも動かない。




1990年のドラマだけれど、
今では確かに珍しく無くなったような風潮も、
根底に流れることはというものの狂気だったりする。



その辺は今見ても、
ファッションなんかは仕方がないけれど、
感じることは年代を超えて共通する内容・・・。




「人間」そして「男と」・・・




おどろおどろしいだけに目が行きがちだけど、
反面では・・
生きていれば避けて通れないことや、
思いっ切りそういう醜い部分をクローズアップすれば、
こんなイメージとなってしまうことも理解出来る・・。




ドラマとしての物語は、
映画「テオレマ」という、
とある男がやって来てしまったために、
家族が崩壊するという作品も彷彿とさせる・・


けれど、
凝縮されたエッセンスのようなものは、
よい気分では無いけれど、勉強となることも確か。




65歳という若さだった死・・・


連城三紀彦氏は、
傍らでは浄土真宗のお寺さんのご子息でもあり、
聖職に居る存在でもある・・・




ドラマは「飾り火」が原作だけれど、
これでもか!という、
わざとらしい感じでは無い個性は、
だから・・却って怖さということも引き立たせている。




興味のある方は、
こうした文学の素晴らしさを、
時間を作ってでも読んでみると良いと思います。


・・




・・因みに動画で見ることが可能なこのドラマ、
家族と見るには
ラブシーンがヘヴィなのでお奨めしにくいですが・・



ラストには因果応報の果てに、
夫の芳行と妻の美冴が出くわすという、
気紛れな神様が悪戯でもしたようなシーンで終わります。




そこがまた、
ドラマの作り方としてはイージーではなく、
「ふふん・・・・」とややほくそ笑むのでありました。





最後に、連城氏へ心からご冥福をお祈りしております・・。



・・






すみませんワタシは占い師


・・・怖いのは人なんだとも・・・

。。










ハート♪終わりのないゲ~ム♪あなたはまるで・・
↓とても勉強になったドラマでもあります




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(゜▽゜*)いつも最後までありがとうございます。

ご意見というのもなんですが、

バッシング以外のコメントがございましたら。

時間が足りず、見直しが出来なかったので、

誤打などありましたらごめんなさいね・・☆





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