続ノスタルジックなお話「雪だるまの溶」
2014-03-05 Wed 00:32
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◇ョエルロブションだー、ジ△アンに~、
○ゾンカイザーだー・・


(T^T)なんつーお洒落なパン屋が無い。



給食にはコッペパン
焼きそばパンとメロンパン辺りが人気で、
ようやく日本のメーカーが頑張り始めた頃・・



・・嗚呼、昭和30年代・・・



・・で、今日はこんなお話。



・・



三寒四温とは言うけれど、
2月や3月はまだまだ此の地は寒い・・。




東北というだけで、
深いと誤解されるのだけど、
実は太平洋側なので、
先日のような異常な低気圧が来ない限り、
そんなどかにはならない立地ではありますが。




。。



失礼ながら、
たまに降るというのは、
近所のわんこと共に、
子どもたちにも元気のミナモトのような、
だからというパワーを与えてくれたりする。



あのような害の後に、
こんな能天気な話もどうかと思いつつ・・
(すみません、昔の話ですので)




その日、
滅多に無いような季節外れのどかが降り、
大人はとりあえず・・
今のように、
プラスチック製の雪掻きアイテムが無いもので、
ちょっと重たいシャベルで、
周囲に迷惑にならないように気遣いつつ、
何度も雪掻きをするはめになった。




その頃の父は、
土日返上のデパート社員だったもので、
70代出前くらいのお祖父ちゃんが、
父の代わりとして雪掻きをすることになる。




「お祖父ちゃんね、
前に腰を悪くしたから無理はしないでね~」




お母さんが言ってみても、
普段は大人しげな祖父だったけど、
根底には頑固者の血が脈々と流れているらしく-




「あ、そうですか、気をつけます」


~なんて素直な返事には程遠かった。




ましてや確かに気は強いけれど、
ひたすら実直なだけの男性的なワタシの母は、
柳に風的な対応が大の苦手だったから・・



とりあえず外見だけに目が眩む男性-


ソソとした着物美人とか・・・


受け答えが上手い飲食業の皆様とか、


異性の前だけで態度を変えて、
要領良く立ち回るような女性に弱い男性には、
特に人気が薄かったようだ・・。




「・・全くもう!・・・」




(××)ワタシが子どもだとしても、
ハトコPのお母さんのような
柳に風的な女性を目の当たりにすると・・




『ウチのお母さんも、
少し受け流すと楽になりそうなのに』




わざわざただでさえ面倒な一家の中で、
そりゃ喧嘩を売るまではしないけれど、
ムカムカもするだろうけど、
ハトコPの母の場合は、
またそれも家付き娘で婿を迎え・・




タフなウチの婆さんやら鎌倉の婆さん、
引いては盆踊り仲間の、
クセだらけのジジババとも渡り合う訳だから^_^;



そりゃー、受け流すことでもしないと、
やって行けないんだな、と感じていたのだが。




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そんなこんなで、
どか雪の中、早めに下校したワタシは、
お酒好きな隣の駐車場経営者、
T爺ちゃんの空地(ちゃんとした月極駐車場です)
・・へとひた走り、
本日の目的のために根回しに向かった。




今ではたった何メートルだけのような、
T爺ちゃんの家は自分が小さな子どもの頃には
結構、遠く大きく感じたものだった。




春夏秋冬の中の、
春と夏と秋には爺ちゃんの住む部屋も、
扉を開けてあったのだけど、
さすがに冬は身に堪えるらしく、
ガッチリと閉められていた・・・




あの時代、
さすがに高度成長期以降には、
扉やドアや門扉などには鍵というモノがあった。




今では都会の真ん中と変わったその場所も、
きっちりと引戸や扉やドアには施錠するけれど、
爺ちゃんのかなり広い駐車場は、
知り合いが殆どらしく、
金目のモノはたぶん、昔の奥さんという人が、
たまに来てはやり取りをしていたようだったが。




「お爺ちゃん、中にいるの?」




そう子どもらしい言い方で元気に言うと、
T爺ちゃんはまだ日中なので、
お酒を飲みに行く代打、
つまり留守番役としてワタシに対応した訳じゃなく、
普通に受け答えを始めた・・・。




T爺ちゃんはいわゆるアル中だったと思う。



近所の一杯飲み屋へ行くのに、
たまにワタシを
駐車場の留守番に置いてきぼりにしたり・・



だけど、嫌な感じはせず、
帰りにアイスクリームを買って来てくれたり、
何かと子どもに気遣いもしてくれていた。



・・




m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


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ハートあの時君は~♪若かった~♪・・
↓ごめんね爺ちゃんも若かったー




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もっと昭和の世界へドゾッ・・・☆






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大人の話によれば、
造り酒屋の何なん坊かで、
婿養子に入った先で子どもが出来なかったと・・


良家の後取りで奥さんだった女性は、
次に結婚した男性とは赤ちゃんが産まれたとかで。




気の毒に
爺ちゃんは諸般の大人事情で、
その土地を頂き、駐車場の管理人となっていた。




。。


子どもにはそんなことはどうでも良かった。




勝手気ままなのが子どもだけど、
大人の事情があったとしても、
余計な部分をカットして自分が合ってみて、
その人がどんな人かで判断が出来た。




『T爺ちゃんはヘンクツだけど、
本当は気が優しいのを隠しているだけだ』



いつも、そんな風に感じていたのだった。


・・



彼の許しを受け、
駐車場の車の邪魔にならないように、
どかの積もった中、だるまを作ってみた。




小さな頃には、
対して大きくない、広くない場所が、
子どもサイズで大きく広く感じたりする。




だけど、
駐車場はやはり駐車場というだけあって、
一人でだるまを作ってみても、
転がす面積は圧倒的にウチとは違い、
あっという間にデカイだるまが出来上がった。




後から爺ちゃんが、
だるまの目や口にと炭を持って来てくれ、
見事なくらいに、あ、いや・・
普通サイズのだるまに仕上がった。




・・その頃、近所の何でも屋で、
お祖母ちゃんや母も重宝しているお店で、
いわゆるマイブームという食べ物があった。




そこは実は侮れない足の速さを、
運動会で従姉Rと競った末娘さんがいて、
これまた有言不実行ではなく、
無言実行型のRと同じタイプの女の子がいた。



小学生になったばかりのワタシを、
従姉Rと共に走り去って置き去りにした一人。




後にそろばん塾に少し通った時には、
反対に面倒みがよく、
人への印象って、こんなに変わるんだということを、
子ども心に思い知らされたことがあった。




で、彼女の両親が営んでいたそのお店で、
お小遣いを貰った次の日には、
コッペパンにピーナッツバターをつけて、
挟んで食べる
ピーナッツコッペパンをよく買っていたけれど・・




ある日ある時、
○マザキというパンのメーカーが入り、
そこのハムサンド、
バターっぽいマーガリンに薄いハム・・


かなり絶妙な組み合わせで、
思いっきりワタシの胃袋をつかんでしまった。




えへへへ~・・




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近くの裁縫学校の生徒が押し掛けて来る前に、
たぶん最後の一個をゲットした快感は、



好きなハムサンドを手にした喜び
昼どきに押し寄せる女子生徒に買った喜び・・



( 〃▽〃)二重の快感が食べた後に、
しみじみと染み渡ったのでありました・・。




どか雪で、
普段はあまりキレイでも無い駐車場も、
雪の分厚い絨毯のためキレイ・・



持ち主T爺ちゃんの許可あり、
さらに過当競争に買ったハムサンドをほお張る。




『極楽、ゴクラク・・・』




それはまるで、
おっちゃんたちがお風呂に入った時のように、
暑い夏に一杯目の生ビールを飲んだ時のように、
ウチとは違って誰も居ない喜びと共に、
一時の幸せとなっていた・・・。




『・・帰ったらまた、
お祖母ちゃんとお母さんのケンカとか』




一抹の不安は、
嫁、姑、小姑の争いだけではなく、
お母さんが夜中に
お父さんと派手なケンカをしていたことだった。




それは出ていけ、出ていく、
言った言わない、誰が悪い、お前が悪い・・



お母さんとワタシたちの休みの日には、
母方のお祖父さん宅へ行くことが多くなり、
子どもにはとてつもなく不安だけが掻き立てられた。




・・いつの世も、
まことに面倒なのは大人の事情というヤツで。



あ、いかんいかん、
至福の状況とハムサンドとが消え去ってしまう。




・・その時、T爺ちゃんがワタシを呼んだ・・・




「また飲みに行くの?」




「今日は行かないよ、焼酎があるからね
これ、食べて行きな・・」




爺ちゃんは、
若い時には東京の大学を出たとかで、
近隣には珍しい訛りの無い流暢な東京言葉だ。




手に渡されたお菓子は、
前にワタシが何でも屋の前でジーッと見ていた、
不二家のミルキーの大きな箱入りだった。




「持ってくとみんなに見つかるだろー
余ったらまた、ここに置いておきなよ」




『(゜▽゜*)ナイス、爺ちゃん・・・』





・・・ 嬉しくて やがてまた留守を 頼まれし ・・・





それから、
3月の湿ったどか雪は、
あっという間に晴天の太陽にさらされ、
夢のように消え去って行った・・。




もちろん、頑張って作った雪だるまも、
虚しく溶けてしまい、
爺ちゃんがくれた炭が
駐車場の敷地に残るだけだった・・・。




・・嗚呼、昭和ののどかな日々は過ぎ行く・・・



・・





すみませんワタシは占い師


・・・続くかも・・・

。。









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