紙一重の運命を検証する ドラマ『福家警部補の挨拶』
2014-03-13 Thu 00:11
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今日は、もうすぐ最終回かな・・・

でも近日で
ワタシがかなり好きなドラマのお話を。



ご存知、宝塚の月組、星組共に
トップの元娘役スター、壇れい さんが、
かつて無い役どころに挑んだ作品としても話題に・・。




大倉崇裕氏『福家警部補の挨拶』
『福家警部補の再訪』と原作も去ることながら、

脚本に正岡謙一郎、麻倉圭司、
演出に佐藤祐市、岩田和行、

音楽 横山克、
プロデュース 貸川聡子・・・



今回のフジテレビ版は、
総合的なドラマニアの評価は高い。



2009年には永作博美主役で、
NHKでドラマ化され気を博している。


・・



多くは・・
などを手掛ける一課の刑事といったら、
皆さんはたぶん、
ダークなスーツ姿のキャストを考えると思う。




福家警部補・壇れい
(以降、敬称を略させて頂きます)は、
警視庁・捜査一課の警部補・・。




クールで突き放した感が否めない上司、
(これが結構なはまり役だったりしてナイス)
稲垣吾郎演じる石松警部の部下。




ただ、それは彼女の突出した行動が、
常に石松の理解の範疇を超え、
違う部下に彼女をマークさせている感じだった。



彼女の優秀な相方に鑑識の
二岡(柄本時生)という青年がいるのだが、
今時の青年らしい二岡でさえも、
福家の言動にはついて行けない状態ではある。




。。



最後のタイトルバックの話で恐縮だけど、
現場で彼女が使用している、
おびただしいポラロイドカメラのフォトが、
効果的に使われているのだが・・




それが、どうやらイスラム圏の紛争とか、
戦争、戦火で被害を受ける々の写真?・・



ラストにはその、
ドラマが終わった後のタイトルバックの、
ポラロイド写真の意味が解き明かされるようだ・・。




・・さて・・・


スーツ姿でも無ければ、
堅苦しいスタイルでもない、
えらく冷え症で
マフラーをぐるぐる巻いている警部補は、
小さな遺留品や部品、鑑識さえ見つけなかった、
細かな品物や塗料やパーツを見付けて行く。



いわば、
一昔前の捜査の仕方のでもあり、
でも反対にその地道で卓越した能力が、
どの結果をも押さえてしまう・・




謎を解く権利が、
彼女だけに与えられているかのような、
逆転した最後には心の痛みと共に、
よくある刑事ドラマの痛快さよりも、
静かな共感だけが残る
不思議な余韻が佳作といった感じだ。




このドラマのかつて無い見所は、
最初、冒頭のシーンで犯が判る部分は、
『刑事コロンボ』や
『古畑任三郎』の形式と同じなのだけれど・・。



ラストに福家警部補が、
に言い放つ一言が特徴的だ・・




『役のために殺しもする女優の本当の顔』では



犯人であり、実は昔の訳ありの娘をかばう、
著名な女優(若村麻由美)が「私は女優よ!」と、
最後までプライドを貫く態度・・


娘を危惧する福家への、
思いやる言葉に踵を返すしか無かった女性へ  



「ずっと演じていて下さい」




はたまた3回
『シュールな死体 凶器は偽物か本物か』での、
大切なフィギュアを壊せなかった犯人に・・



「愛でしょう・・」(間違ったら失礼を)など・・




これまでだと、
どうしても日本人的感覚で、
要らない余韻のような長い台詞で終わらせたり、
短い台詞だとしても、
またまたいわくありげな音楽をのせたりと、
過剰な演出で引き摺りを高めようとするのだが。



キッパリと福家警部補が言う一言は、
短いながら的確で反対にハッとさせる。




残念なことに、
火曜日で9回ということは、
春のドラマクールだとあと一回か二回・・・




仰々しくは無い彼女の最後の台詞が、
恐らくは無いのかもしれない・・。
(興味のある方は
動画配信サイトなどで見ることが出来ます)


・・




m(u_u)m ここでおねがいたいたします☆



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さて・・



ワタシが一番、自分の琴線に触れて、
何だかリアリティーと共に・・
基本的にこのドラマ
根底に流れているようなモノ~を感じたのは、


第5回、
『相棒殺し!天才漫才師の遺した謎』の話。




過去に天才として名を馳せた二のコンビ、
京阪くだりの内海(ほんこん)が、
のぼり、立石(板尾)の相方で、
最近、破天荒と思える所業で、
気の翳り、
更には天才漫才師という評判を落としてしまう。



収録への遅刻や舞台での台詞や間合いを、
ことごとく外してしまっていたからだ・・。




漫才コンビ・京阪のぼり、くだり・・の、
突っ込み立石役の板尾創路は、
これまでに、
お笑い芸ながら数多のドラマや映画で、
俳優としての地位も確立して来た。



文字通りにお笑いのコンビとして、
その回にボケ役でほんこんが相方として登場する。
(抑えた演技で良かったです、ほんこんさん)




立石は焦る・・・



実は自分には
ただの芸としてだけではなく、
司会者など独りでの大きな仕事が来ていたからだ。



周囲はくだり による、
天才相方だった筈の彼の酒の失態と決め付け、
色々な穴をフォローして来た立石も、
とうとう堪忍袋の尾が切れて殺害してしまう。




分からないでも無い、
そこまでは誰もがホンコン演じる相方くだりが、
酒で遅刻したり突っ込みを忘れたのが
原因だとしか思わなかったから。




担当は福家警部補・・・。



彼女の捜査には、
現代のハイテクな技術は使わない。



モバイルも今どきにガラ系・・
捜査の仕方も徹底した現場検証から行う。
特にポラロイドカメラは必須アイテムだ。




のちに誰もが思っただろう、
相方のマンションの部屋を、
そして彼の病を知らなかったことの重たさを・・。




立石が業を煮やし、
相方のくだりを殺害してしまった後・・
彼女が相方の部屋に足を踏み入れた時-



壁に、柱に、ベッドの脇に、
様々なインデックス、
メモを貼り付けていたことに気付く。



至るところに貼られた沢山の付箋紙は、
それはそれは異様な光景だった-




「○○○・・・」



卓上に置かれた薬らしき袋の中身を改めて、
警部補の口から出た一言は、
アルツハイマー病の薬の名前だった。




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酒の失態なんかではない、
毎日、遊び歩いていた訳でも全く無かった。



京阪くだりは、
記憶を次々に失って行く病気を、
事務所にも相棒の立石にも言えない・・
痛ましい脳の障害だったのである。




その謎が彼女によって証された時、
のぼり・立石は呆然とする・・・


・・



そののことを、
そこまで知らないがために、
たった少しだけ認識が足りなかったため・・

ちょっとだけ気を付けていれば、
こんな大きな擦れが生じなかっただろう-





『シュールな死体 凶器は偽物か本物か』


この回では、
きっとフィギュア好きな人たちには、
最終的にフィギュアをかばった犯行に、
かなり感情移入が出来るだろうと思う。




『役のために人殺しもする女優の本当の顔』


・・きっと母という立場の女性で、
その姿を隠して生きているとしたら、
かなり理解も出来るのだと思う・・。




全てはそんな、
人と人のわずかな 擦れ で起きてしまう・・。




数々の難関事件を、
現場主義と地道な検証とで
冷静にかつ、人間性も含めて、
明晰に解いて行く話なのだが・・。




フジテレビの今回の作品は、
壇れいという女優の魅力が大きい。




最後の言い切り、淡々としながらも
執拗な犯人への追いかけるスタイル、
謎解きまでの時間・・・



各回の演技力のあるゲストの演技力と共に、
やや
スタイリッシュ過ぎるカンはあるけれど、
異色で個人的には好きだったりする。




人と人との僅かなズレ、
その人を知っているつもりであっても、
実はそうでは無かったり・・・




そんな部分がラストに判る時、
自分の体験や、たぶん他の皆さんにも、
それぞれの回の犯人にも、
感情移入が出来るかもしれない。




・・さてはて・・・


ラストの彼女自身の謎解きは来週かな?とか、
華かな雰囲気の壇れいさんでは無く、
最終回を間近に、
こんな感想を書くのもと思いましたが・・・



(^ー^)違う個性の彼女を見たい方にも、
オススメでございます・・。


・・





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・・・次は普通に続くとも・・・

。。









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(゜▽゜*)いつも最後までありがとうございます。

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2014-03-14 Fri 10:00 | URL | oomuramina #djnh.SQU[ 内容変更] | top↑
- My Dear oomuramina さん -
v-22(゜▽゜*)こんにちは~☆コメントなどありがとうございます・・。
リンク他なのですが、私が過去で色々とありまして、
リンクして頂くのは構わないのですが、
こちらではお受けしてはいないもので、ご希望に沿えず申し訳ないです。

すみません、管理人がどえらくトシが行っているもので、
自己管理が不可であることにつきましては、
分からないままでは却って無責任になるため、
皆様にそのようなことをお伝えしております・・。


2014-03-15 Sat 00:13 | URL | mecha☆ #-[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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