続ノスタルジックなお話「金満家の評」
2014-04-14 Mon 00:23
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タンドリーチキンカレーだ~、
タイ風グリーンカレーに牛シャブカレーだ~・・



(T^T)なんつ~カレーに種類が少ない、
スパイスってイッタイ何所で買えばイイ?



そんな、インターネットも無い不便な日々。



・・嗚呼、昭和30年代・・・




・・で、今日はこんなお話。


・・



ちょっと前に、年代別情報バラエティー
『ジェネレーション天国』という番組があった。




各年代別に例えばワタシたちは、
昭和の初期から中期で「バナナ世代」。



バブル全盛だって経験もしているけれど、
何せ新人類というカテゴリーからも
ちょっとだけ外れていたもので、
次の「キウイ世代」との狭間くらいなのだが・・。




アンビリーバブルなのが「マンゴー世代」で、
いわゆる現代の若いおにーさん、おねーさん。


考えてみれば、
ワタシたちの息や娘の年代だし・・
まあ、それって何時の世もある
ジェネレーションギャップなんだろうと感じたりして。




でもって、昔の話があまりにヘンテコだし、
ヤケに盛り上るのは確実でもあった、
仕方がないバナナ世代 -




バナナは昔、
それこそマンゴーのお高いヤツと同じくらい。



今の信じられないくらい高価で、
風邪をひいた時くらいにしか
買って貰えなかったとか・・・




今となっては、
笑い話だけになってしまったが、
今日はそんな世代の日常の食べ物の話-


・・



その日はのどかな晴天で、
西公園の夜には、
さぞや酒飲みのオッチャンや大人たちが、
咲き揃った桜を見もせずに、
連日連夜、花見をしているのだと思う。




『学校の帰りには買い食いはやめましょう』


・・なことは気にもせずに、
何でも屋のK商店に入ろうとしたら、
側に何でも屋の息が飼っている、
猟犬のポインターが吠えた・・・




正式にはナントカポインターと言うらしいけど、
だらしがない口元から、
だらっとヨダレを垂らしてバウバウ吠えるので、
近所迷惑だと悪評のデカイ犬だった。



鎖と首輪を確認し、へっ!と思いながら
あかんべーをし、K商店の中に入った。




「ミワちゃん、5円で飴いくつだっけ?」




「5円だと一個2円だから2つだよ・・
でも、仕方ない、3個にしたげるから」




看板娘のミワちゃんは、
とてもキレイな娘さんと評判で、
料理下手なウチのお祖母ちゃんが、
そこそこお得意様(はて?)ということもあり、
5円なのに飴は3つくれたりした。



近所のどもは確信犯で、
ミワちゃんの店番の時にしか飴を買わない(笑)




都合、飴3つを持参しながら今度は、
西公園にまで足を伸ばしたのだが・・



途中に隣の開業医宅のわんこ、
普通にいる雑種、
今で言うミックス犬の親に出くわした。




それが良いかどうかは判らないけれど、
昔は犬は放し飼いが圧倒的に多かった。



野良犬も結構多く、
狂犬病の予防接種は義務付けられていたけど、
どもたちには知っているお宅のわんこは、
遊び仲間でもあったりした・・・。




「ラッキー、シロも一緒に帰ろうか
えへへ・・今日は夕飯、何だろう~」




平和な世の中と言えば、
平和を絵に描いたような昭和の中期・・。




。。


バナナが果物屋でしか扱っていないだとか、
スーパーがまだ無くて果物屋とか魚屋とか、
八百屋に野菜とか、
カレールーにしたって
屋についでに置かれていたもので・・




ものすご~く忙しい、
仕事をフルでやりながら、
家事や育てをしていた母に取っては、
だから、昭和40年代くらいに
スーパーマーケットが出来たのは、
とても有りがたかったに違いない・・。




スーパーで福音がある一歩手前・・



そーいう店があるならまだしも、
バターやマーガリンやケチャップは屋とか、
カテゴリー別に売り物屋が違っていたから、
何か一つでも大事な食材を買い忘れれば、
ちょっと遠い専門の○○屋へと行かねば×だった。





あーー!




キッチンなどという小洒落た場所じゃなく、
間違いなく台所といった風情のウチの、
そのほの暗い場所から
叫び声に近い母の声が聞こえて来ると、
ワタシたち子どもたちはちょっと怯えた。




「・・おばちゃん、また叫んでるね~
私、ヤダよ、中学の宿題って3つもあるから」




従姉Rが、
隣のワタシにグッサリと釘を刺す。
自分では買い物には行ける状況じゃないから、
あんたが行きなさいという恐い示唆なのである。




こんな時に限り、
妹は付近の同級生宅に遊びに行っていて、
どうやらワタシに
白羽の矢がグッサリ刺さったようだった。




で、母に頼まれたのは、
カレーの小間切れは買ったけど、
カレールーを忘れたとかで屋へ行ってくれと・・。




『カレーは嬉しいけど屋か、遠いかも・・』


・・と思い、
その反対側に位置する、
さっきの何でも屋じゃダメか?と言うと、
明治キンケイインドカレーのルーが無いと。




「うむむ・・・・」




しょうがない、
明治キンケイインドカレーは確かに美味かった。



なので、ぶつくさと言いながら、
とっぷり暮れた夕闇の外にまた出たのだが・・


・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


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ハート管理人は実はって苦手だったり
↓ドッチかと言えば魚や甲殻類が・・




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もっと昭和に浸りたい方だけドゾッ!






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・・何度か書いているけれど、
どもから見てもフツーじゃない屋の、
あの時代、真っ赤に近い茶色い髪なんて、
お父さんたちが行くような
飲み屋のママさんくらいしか居なかったので・・



何時しかオバサンのあだ名は、
『赤い髪の女』という、
サスペンス劇場めいたベタなあだ名が付いていた。




更に-


今でもラードで揚げ物をすれば美味だけど、
この屋では自家製ラードらしく、
コロッケやちょっと高いメンチカツを買うと、
時間が経過していれば、
ラードがベッタリとコロッケなどにくっついていた。




(T^T)それでも、
給食の豚の脂身の不味さよりは、
圧倒的にマシでもあって、
近隣の奥様方にも、
学校帰りの小学校や中学生にも、
そこそこ受けは良かったりした・・。




「オバサン、
明治キンケイインドカレーのルーちょうだい」




「はいよ・・・」




赤い髪のオバサンは、
でも、どもたちには意外と丁寧で、
ニッコリと笑ってこちらに差し出した。




良かった、以前はルーが切れていて、
仕方がなく
また一周回って何でも屋へと行かねばならず。




帰り際、近所でもどでかいお屋敷の、
銀行頭取U宅のお手伝いさんが来て・・




「Uです、
さっき電話しましたお品頂きにあがりました」




「トンカツ用ヒレね、十枚切ってましたよ」




『トンカツ用ヒレ
ロースくらいは食べたことあったけど、
ヒレ、しかも十枚って・・・』




今でこそ、
スーパーには切ってあるヒレ肉とか、
分厚いロースが売られているけど、
昭和中期にはすぐに手にはしにくい肉だった。




バナナと同じで肉屋という門を叩き、
更に時価・・的な肉の価格を聞き、
見栄っ張りではないなら、高いから止めとくとか、
即座に判断は出来るけれど・・


電話で時価が分からない上ヒレ肉を、
価格もな~んも聞かないでしかも十枚!




ワタシはため息をつきながら、
明治キンケイインドカレーのルーを、
小間切れ肉と煮込んで、
更に・・
どんぶり半杯に溶かれたうどん粉で伸ばした、
「黄色いカレー」を食べたのでありました。




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新学年も無難な先生が担任に決まり、
でも、ヒレ肉の一件以来、
悶々としながら迎えた土曜日-



桜が綺麗に咲いていた、
隣のお爺ちゃんの所に行ってみた。




「○ちゃん、何だか浮かない顔だね~」




植木や草花に肥料をあげながら、
江戸前言葉のTお爺ちゃんは、
先日の、
U頭取宅のヒレ肉十枚の話をワタシから聞き


ひゃらひゃらと笑った・・・




「あのウチはさ、留学生とかが来てさ
だから、毎日ヒレ肉食ってる訳じゃ無いんだよ」




「そうなの?だから十枚?」




「大体、頭取夫妻とお手伝いさん二人、
それに、
たまにやって来る息夫婦くらいだから
どう考えても十枚は交換留学生のだとか
またはお客さんの分があるからだろうさ」




お爺ちゃんが何故に
頭取宅の家族構成とか息さん夫婦のこと、
ヒレ肉の裏話を知っているのか、
ビミョーに判らないものがあったけど・・



月極め駐車場を経営していたので、
出入りする人たちから
近隣の噂くらい聞いていたのかも。




お爺ちゃんのウチで、
バヤリースオレンジのビン入りジュースを貰い、
何となくある程度は納得が出来た気が・・。




「○ちゃんさ、一見持ちだとか見えても
あの嫁さんとかも大変なんだぞ~・・

そもそも、毎日、他人とか来てみなよ
今日はお茶漬けだけでイイやとか出来ない訳だよ
毎日、判で押したような生活だからさ」




「・・ふ~ん、お茶漬けとか食べないワケ?」




「こっそりとは食ってるかもしれないけどな」





・・・ ブルジョアは ナニやら違う 訳もあり ・・・




そうか、そんなもんかとか考えつつ-




が、それから・・・

鳩を見に行ったらハトコPがこんなことを言った。




今やオビタダシく増えた、
ハトコの鳩に餌をやりながら




「この間、ガムのオモチャ出ただろー
高えから買えなかったけど、
1ダース、買った兄ちゃんの友達がいてさ」




「へ、あのオモチャを1ダース?
誰、そんなに買った兄ちゃんの友達」




「Uんち、ほら頭取の・・・」




『(××)うむむ、うむむむ・・・
頭取のご息のどもか、それって』




U宅、やはり肉のみならず、
今で言う流行りのオモチャの大人買い?・・



しかも何で1ダースなワケ?
12個要らないだろー、
そんだけあったらワタシにもくれーとか、
単純に思うじゃないっすか・・・。



ま、人生には、人には、
何だか理不尽な階級があるのだと、
かなり食べ物にて痛感したのでありましたさ・・。




・・嗚呼、昭和の日々は過ぎ行く・・・


・・





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・・・続くとも・・・

。。










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