続ノスタルジックなお話「食べ物の伝」
2014-09-24 Wed 00:16
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クロワッサンドーナツだ~、
フルーツギモーブにタルトタタンだ~



(T^T)なんつ~菓子に種類が少ない・・



ネットのお取り寄せどころか、
フツーのケーキ屋が出て来た頃・・
もちろんインターネットも無い不便な日々。




・・嗚呼、昭和30年代・・・




・・で、今日はこんなお話。


・・




昭和の朝はカタカタという音の、
毎朝届けられる瓶いりの牛乳で始まる。




それは、近くの何でも屋食品の長男が、
お馴染みさん宅にせっせと配達してくれている。




父親は春夏秋冬に関係無く、
牛乳を冷たいまんま、
一番上のビニールと紙の蓋とを
専用のピックで器用にグッサリ取り除き、
ぐびぐびと一気に飲んでいた・・。





「おー、冷たそう~・・」




母はそれを見るたびに、
自分は冷たい牛乳が飲めないので、
複雑な顔付きをするのだったが・・。




ワタシたち子どもは、
何でも屋食品からフルーツ牛乳という、
ミックスジュースと牛乳を足して割ったような、
牛乳ともジュースともつかない飲み物を、
これまた寒い冬の朝でも平気で飲んだ。




これは、今でも残っている、
コーヒー牛乳と共に、
甘さが子どもには人気だったのだ・・。





でもって朝ごはんには、
ごくスタンダードにシャケとかのりとか、
たまに玉子焼きとか佃煮とか・・



が、たまにのベーコンが・・・




今では捕が禁止されてしまっているが、
あの時代には給食に、
肉を使った竜田揚げなどが出されていて、
一般的な家庭では刺身や漬け焼きなどで、
豚肉や鶏肉並みに食べられていたのだが・・。





で、そんな竜田揚げ-


これがまた、
肉にもよるけれど、
かなり堅牢な肉質だったから、
脂身だらけの豚肉と共に、
児童には不人気なメニューでもあった訳で。





ベーコン食べるかい?」




「いらない、のりだけでいーや




独特の味のベーコンは、
脂身もガッツリ絡んでいるもので、
小学生とか特に女の子には不人気だった・・。





さてはて-


お彼岸にはいの一番で、
祖父母とお墓参りに行くのだが・・



このノスタルジックなお話でも度々、
まさかな異常な数の
おはぎを作る話は書いていたけれど・・。





(×_×)春彼岸、お盆、秋彼岸と、
トリプル期間で大量のぼたもち・おはぎが、
夕食としてちゃぶ台にのぼるのがようやく終わると、
実際、子どもたちも甘さ攻撃から解放された。




お祖母ちゃんが秋に楽しみな月見の、
ブドウ、梨、柿、リンゴ、
月見団子やお供えが並ぶ、
吉例お月見のイベントの後には、
食べ物もごく日常のモノへと落ち着いた・・。




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「そろそろ焼き芋の季節だなぁ・・」




「焼き芋か、ワタシは綿あめの方がいーな」




従姉Rと妹Hは、
ちょっとワタシと好きな食べ物が違い、
Rと妹とは焼き芋を楽しみにしているのだが、

ワタシは焼き芋屋のオジサンが、
まだ季節で変えないまでの頭で
地味~に回っている夏の綿あめが好きだった。





小学校の途中の商街には、
薬屋、八百屋、魚屋、和菓子屋を始め、
様々な商がイキイキと商売をしていた・・。




それは、
今のようなスーパーマーケットと呼ばれる、
食品が複合型で網羅された
デカイおがあれよあれよという間に
浸透する直前の風景だった。




。。


春や夏には綿菓子や駄菓子を・・
さつま芋が出回る秋と冬には、
店頭と荷台で売る焼き芋屋と変貌する、
名物おじちゃんがいたのだが・・




格好も軍手の今一つばっちい感じも、
ウチのケンノンな母親には評価されておらず、
きれい好きな団子屋ならOKだけど、
焼き芋屋のおじちゃんの商品は気をつけろと、
ウッサイくらい言われていた・・。





「焼き芋ってさ、熱い石で焼くよね?
だったら、別に菌も無くなるんじゃない?」




「叔母ちゃん(母)の注意のこと言ってるの?
大丈夫、言わなけりゃ分からないって」




・・あ、そうね・・・・



さすがは従姉R、
無言実行のタイプなので、
その一言で彼女の行動形態が分かる気がした。


・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


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ハート今はホントにたくさんの食べ物があります
↓あの時代は無いなりに楽しかったですが




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もっと昭和を堪能したい方だけどうぞ・・・☆






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・・昭和中期のあの頃、
秋の初めの子どもたちのおやつは、
まだ10円くらいだったカップアイスとか、
駄菓子とか、何でも屋食品のカレーパン・・




反対側に位置する方面には、
ラード油脂がベッタリした感じの
肉屋のコロッケやメンチカツ・・・




更に、たまにラムネを頭で飲んだりする、
文字通りの一銭屋と呼ばれる駄菓子屋で、
赤やら青やら黄色の不思議なくじ引き菓子なんか。




特にワタシはあの頃は、
あまり甘い菓子が好きではなく、
市民プールの帰りにも、
甘いかき氷よりもたこ焼きを食べるくらい。




なので・・


10円のアイスと同じ値段で、
2個買える(つまり1個5円)コロッケとか、
メンチカツをおやつにしていたものだった。





・・これも以前に書いたけれど、
肉屋のオバサンは化粧が濃く、
髪の毛の色を赤系に染めているのでも有名で。




「・・あの人って水商売上がりだって」




「ここらじゃ見ない身なりだものね」




井戸端会議のオバサン連中が、
悪口だけは何よりも楽しそうに声高に言っている。




大人って面倒くさいなぁと思いつつ、
井戸端会議情報は、
決して侮れもしない内容だったりするので・・。




「今度、越して来た、
Sさんとこの間借り一家は夜逃げだから危ない」



とか・・・



「また、近所に夜中に下着泥棒が出た」




とか、近隣のビミョーな人情報も、
オバサンたちのヒソヒソでは無い噂話から、
ちゃっかりゲットしておくのだ・・。





・・さて・・・



ただ、髪の毛が赤かろうが金髪だろうが、
オバサン肉屋の
1個5円のコロッケは小学生には有りがたく、
子どもたちの輝けワタシたちのおやつ部門では、
堂々の『甘くないおやつ部門』で一等賞でもあった。




甘いおやつも入れれば、
二等賞は1銭屋のラムネ菓子、
三等には何でも屋の、
10円のアイスクリームがラインナップ。




色とりどりのゼリーやら、
くじ引き付きの駄菓子を抜いて、
甘辛シャッフル
一等賞~三等までは不動の人気だった・・。


・・




そんなある日、
近くの交番からお巡りさんがやって来た。




何でも最近、
下着泥棒の犯行が増えたらしく、
とうとう隣の小児科医院の看護婦の、
若いおねえさんたちの下着が無くなったとかで、
ウチにも事情聴取に来たのだが・・。





「ウチはそんなに若い女の子とかいないので」




「あ、そうですか~・・」





(T^T)確かに・・・

盗難されたモノが何なので、
お巡りさんも聞きにくいようだったし、
一番、年下の叔母が嫁いでしまったため、
色みが綺麗な下着なんてナッシングだったし。




さくっと聞いてから、
お巡りさんは姉妹がたくさんいる、
隣の家へと移動したようだった・・。




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。。



それから何日かして、
もっとアナーキーな事件が勃発したのだ-





「・・ほら、あの赤い髪の毛の肉屋の・・」




「え、で、大丈夫だったのかね?」




あまり刺激にならないようにと、
低音で会話していた大人の話が聞こえている。




ヒソヒソ声の大人の話からすると、
あの堂々一番のおやつ元、
赤系の髪の毛をした肉屋のおば様のに、
裸の男が忍び込んだそうな・・。




オバサンが「ギャーっ」と騒いだお陰で、
忍び込んだ裸男は、
その防犯ベル並の音響にビッツリして、
何事もなく逃げて行ったらしかった・・。





「・・だって、Rちゃん、恐いね」




「あのオバサンのおに入る男も命知らずだよ」




う・・・

そんなものかな、
確かにまあ、弱さは微塵も感じ無かったけど。





・・・ 入る場所 間違え逃げる アホ痴漢 ・・・





その日・・


お祖母ちゃんが怪しげな、
自家製メンチカツを作るとかで、
ワタシは肉屋へひき肉を買いにおつかいに。





「オバサン、豚肉のひき肉200グラムください」




「あいよ、ちょっと待ってて」





そうだよな、顔付きも何もかも、
痴漢に忍び込むにも人選ミスのような・・




店内でじっと見ていたら、
ひき肉200グラムが出されてお金を払った。





オバサンへの心配は要らないようだったけど・・



手に持つ200グラムのひき肉で作られる、
お祖母ちゃん直伝のメンチカツというのは、
混ぜ物がたくさん入り、
何だか何時もメンチカツとは違うような、
不思議な物体なのではありました・・。




それを自家製メンチカツと、
お母さんが仕方なく作るレシピは、
脈々と受け継がれている物体なのでありました。





・・嗚呼、昭和の夜は淡々と更け行く・・・


・・





すみませんワタシは占い師


・・・続くかも・・・

。。









ハート管理人はコロッケも好きでしたが
↓くじ引きのお菓子も楽しかったです




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(゜▽゜*)いつも最後までありがとうございます。

あなたの好きだった子ども時代の食べ物とか、

そんなコメントをお待ちしています・・。

誤打は読んでいてね、コメレスなど遅れます。




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