続ノスタルジックなお話「クリスマスの願」
2014-12-14 Sun 00:59
00Christmas000.jpg




ハワイ風フルーツパンケーキだ~、
シュトレーンに渋皮栗のムースだ・・



(T^T)なんつ~ケーキに種類が少ない、
バタークリームから生クリームに移行する端境期。




・・インターネットも無い不便な日々・・。



・・嗚呼、昭和30年代・・・




・・で、今日はこんなお話。



・・



クリスマスと聞くと、
それを祝えなかったご家庭で、
虚しいというタレントさんの事を書いたけれど。




ウチでは、何せ祖父母の過去のマイナスで、
確かに似たり寄ったりではあったけれど・・




反対にクリスマスには、
既に伯母、父が社会人であり、
更に小さい方の叔母ちゃんが嫁いでしまったため、
却って派手に食べたり飲んだりしようと、
年間の中では一番のイベントになっていた。



~てな事は毎回書いていたけれど、
やはり毎回、自分でも思うけれど-




( 〃▽〃)やっぱり楽しかったし、
何時でもワクワクする時期だったりして・・。





クリスマスは日本だと、
クリスマスイヴのイベントになっているけど、
そこはそれ、キリスト教徒の皆さまには、
大変に失礼なことは百も承知でもあり・・





でもって、いつもは嫁姑、小姑との
ビミョーな小競り合いがあったりするのだが。




さすがにそれもしばらくは鳴りを潜め、
実質的な大蔵大臣の母は、
でも、のちのちに面倒くさく無いように、
自前のバイト代金で生のツリー用のモミの木を、
大学病院前にある商店街で買って来る事になっていた。




それは、
とても楽しみにしているどもたちへの、
母なりの愛情だったと思うのだけどね・・。



・・



何せクリスマスだから、
中身が一部、重複していたらすみません。





。。



その頃、父はデパートでも
玩具と文具の担当でもあり、
つまり、クリスマスの飾り付け、
オーナメントなんかが格安で手に入った。




ワタシたち姉妹と従姉は、
何時かのケーキが入ったデカイ箱に、
オーナメントと言いますか、
飾りの硝
キラキラしたボールとかが入っており・・



サンタのじい様とか、
雪が降る景色の小さな家の形の飾りとか、
更に燦然と(笑)キラメく部屋のモールなど



やはりどもたちには見るだけで楽しく、
キラキラ度合いに心ときめくのでありました。





「なんだよ、またクリスマスの飾り付け?」





昭和の家は、
大体、でかい邸宅以外には、
夏は夏でフルオープン、
なので夜には蚊の対策に蚊帳が吊られていた。



ついでに冬も冬で、
中の障戸は閉めていたが、
一部、縁側の引き戸が開いていたり・・。





ハトコPはそんな開いていた戸から、
実は羨ましそうにウチの中を見ていた。





「え、またPちゃんとこ、
クリスマスツリーが日本風なもの?」





( ̄▽ ̄)あまり細かい事は、
ウチだって笑えた義理じゃないのだが・・



何たって爺ちゃんが
邸宅並の庭園を自分で造っていたため、
そこにモミの木は存在せず、
だから似てもいないけど、
枝振りの良い、でも盆栽などの作品では無い、



 松!





「松はさ、お正月の木だと思うんだよー」




「そうだね、
お正月にはあれが門松に早変わり~」




「・・・・・・・・」





 00Christmas001.jpg




Pの爺ちゃんは、
その頃は仙台駅の助役をリタイアし、
でも、外見からして若々しかったから、
どこかの会社の役員待遇になっていたのだが。





「おめでたいからいいじゃない、松!」




従姉Rのキッパリした一言で、
ワタシと妹がクスクス、えへえへと笑い、
Pはちぇっと言いながら去って行った。





・・次の日・・・



近くの教会では、
クリスマス前に結婚式があるとかで、
イヴには教会独自のイベントがあるため、
その何日か前に聖堂にオーナメントとは違う、
結婚式の花やリボンなどが飾り付けられていた。





ワタシがRと一緒に見に行くと、
こそっとしていたつもりなのに、
教会の教徒のオバサンに声をかけられた・・。




「ねえ、あなたたち、
明後日のクリスマス会に何かやってくれないかな」


・・






m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


 08bana001_201412140044090c4.jpg



ハート師も走るという師走・・・
↓・・大人はそりゃ~大変さ・・・




FC2ブログランキング





人気ブログランキングへ



にほんブログ村 その他趣味ブログ 占い・鑑定へ
にほんブログ村




もっと昭和に浸りたい方だけドゾッ・・・☆








00Christmas002.jpg




Rとワタシは顔を見合わせたが・・



オバサンはすかさず-



「縦笛とハーモニカの二人が来れなくなって、
誰か楽器を弾いてくれるを探していたのよ」





楽器ってったって、
ワタシと従姉Rはせいぜい、
その縦笛・リコーダーと手持ちの木琴くらいだし、
全く練習なんかもしていなかったし・・




でも、よほど誰も居なかったのだろう。
オバサン教徒の方は焦りまくり、
とうとうワタシとRがにわかイベントに、
学校の木琴とリコーダーで、
それこそ付け焼き刃的な要員になってしまった。





「Rちゃん、どーしよう




「仕方ない、後から何か考えよう」





あまりにおば様の勢いに、
軽く引き受けたのは仕方がなかったけれど、


よくよく考えれば-


せっかくの
年に一度のウチのイベント前に、
ちょっとばかり頭が痛いヘッドハンティングは、
のどに魚の小骨が刺さったかのよ~だった。





「ほら、簡単なピアノだかの曲、
二人で何度か弾いたことあるじゃない
いつもの教会だし、合わせれば大丈夫だって・・」




従姉Rがいつものドンとした度胸で、
肝の小さいワタシをフォローしたのだが・・。


・・




クリスマスイブの日、それこそ、
教会のキャンドルサービスを持ちながら聖堂を歩く、
大好きなささやかなパーティー、
自宅の家庭のパーティーと、
二段構えで楽しかったのに・・・



キャンドルサービス前のそのミニコンサートで、
ワタシの胸はドキドキが止まらなかった。





でも、これが終われば、
キャンドルサービスだし、
お茶やお菓が貰えて
帰宅すれば母が頑張って鶏のモモ肉を焼く、
父のデパートから少なくても2個はケーキが来る、
楽しみ第二弾が待っている訳だし・・。




出来れば、
既に父親だとは判っていても、
myサンタクロースが手渡しするプレゼントには、
ふわふわのワンコのぬいぐるみが来る筈だ・・





・・さて、とうとう次にはワタシとRちゃんの番に。





「○ちゃん、すぐに終わるってば」





Rちゃんがリコーダーを持ち、
ワタシが小学校の木琴をビニールケースから出し、
小さいとは言っても、
50センチくらいのステージがあり、
その半端な高さが久々でどっとあがり症が^_^;





リードしてリコーダーの従姉が、
最初に音を出すと、
ふと正気に戻った気がして両手のバチが動き出した。




ことのほか息がぴったり合って、
何だか訳がワカランうちに、
会場からそこそこな拍手が湧いていた。





・・キャンドルサービスで聖堂を一周し、
その後に教徒のおば様がお礼に来てくれた。





「あなたたち~、
ありがとうね、ホント、助かった」





(T^T)それから、何を言うかと思ったら-




「また来年もお願いするからね~」




あまり後ろを振り向かず、
ワタシとRは心の中で同じようにこう思った。




『来年はないわい!』





のどに刺さった小骨も取れたような感じで、
二人は妹を連れてウキウキと帰宅した・・。





00Christmas003.jpg




いつものアラジンストーブとコタツの暖かさ、
部屋のほこほこしたアットホームさに、
何だかそれだけで幸せになったけれど・・





叔母が嫁いでしまったため、
誰もどもたちの
手作り寸劇を見てくれる人も不在なため、
寸劇は止めにしたけれど・・


これまた定番の
コーンスープに鶏モモ肉焼き、
でかい硝のボールにフルーツの缶詰めや、
市販の炭酸ジュースなどを入れた、
簡易フルーツポンチが食卓を飾っていた。





・・・青い鳥 そこに幸せ 運ぶのね ・・・





あの時代、
シャンパンなどはまだまだで、
親たちはビールやウイスキーのロック、
そしてどもたちはフルーツポンチ。




チキンモモ肉を頬張り、
最後にはデパートで父が貰って来たケース、
伯母ちゃんが買ってきたアイスのケース、
どちらかを食べたのだった・・・。




ラストのリクエストに変えたプレゼントも、
ふわふわの
ワンコのぬいぐるみがちゃんと来たけれど、
ワタシが頼んだ色とは違う色みのが・・。




だけど、別に色だけ違う訳だから、
ま、いっか的なモードに変わったのでしたが。





さっきまで、
ちょっとワタシ寄りだった従姉Rが-



いつものシニカルさに戻っていて、
ニカッと笑って言ったのだった・・





○ちゃん、さっきとは大違いだね」




さっき・・・




教会の音楽会は思い出すの止めとこう、
こんなに楽しい、美味しい時間にだけは。



・・そんな風に痛感した、
とある年の24日、イブの日でありましたさ。





・・嗚呼、昭和の日は瞬く間に過ぎゆく・・・


・・





すみませんワタシは昭和の占い師


・・・続くとも・・・

。。








ハート家での小さな幸せって大事です
↓ささやかでも温かい気持ちですね




FC2ブログランキング





人気ブログランキングへ



にほんブログ村 その他趣味ブログ 占い・鑑定へ
にほんブログ村



 24kuma022pb03_20141214004440397.jpg


(゜▽゜*)いつも最後までありがとーございます。

あなたの楽しい思い出なんかも・・・

誤打は読んでいてね、コメレスなど遅れます。


別窓 | ノスタルジックなお話☆ | コメント:0 | top↑
<<モノグサでも片づけは金「要らない過去も捨てましょう」 | すみませんワタシは占い師 | 「結婚」熟年者同士の結婚は難しい>>
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

| すみませんワタシは占い師 |