続ノスタルジックなお話「焼き芋屋の兼」
2015-03-03 Tue 00:13
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ボンボンショコラだ~、
金箔ラスクに桜ロールケーキだ~



(T^T)なんつ~菓子に種類が無い・・



ネットのお取り寄せどころか、
もちろんインターネットも無い不便な日々。




・・嗚呼、昭和30年代・・・




・・で、今日はこんなお話。


・・




唐突でありますが、
実はワタシは、
あまりさつま芋が好きではなかった。




天ぷらなんかにして揚げてあれば、
何となく天ぷらの衣に隠されてしまい、
リアルなさつま芋ではなくなるから、
割りと美味しく感じられるのだけど・・。





何せ毎回書いているから、
読んでいる皆さんだって
ウンザリするかもしれないけれど、
お祖母ちゃんの料理というのが、
ビミョーな感じで・・




しかも-



早くに実の母を亡くしていたワタシの母が、
お祖母ちゃんよりも料理が下手な継母より、
まだ嫁いだ先の姑の方・・




つまり、
同居するお祖母ちゃんの方が、
食べられる料理を作っていたらしく、
その味付けを見習っていたので、
結局は右に習え的に、
様々な味付けが酷似することに・・・。





イマドキの飯マズ嫁なんてほど、
不思議な食べ物が出て来る訳でもなかったが、
甘いものはより甘く
お醤油や味噌なんかのしょっぱい味付けは、
他のお宅よりもかなり濃かったと思う。





既に故人となった父も、
甘い、しょっぱい、味付けから脱却出来ず、
両方ある腎臓を悪くし、
甘いモノが大好きだったため、
糖尿病にもなってしまった結果がある・・。





父だけならどうかと思うけど、
似たように早くに亡くなった叔母も、
糖尿病と肝臓を悪くしてしたので、
医師に聞いたら食生活に問題があって、
更に病の因子を持っているからだとの説明。




冒頭からナンですが、
皆さんも味付けや基本的な毎日の料理には、
十分、気を付けてくださいね・・。





さてはて -



天ぷらというマジックにかけられた、
さつま芋はかなり美味に変貌するけど・・




ウチのバアちゃん直伝、
濃い味付けのさつま芋の煮たモノとか、
じゃが芋なら煮付けも美味しいかもしれないが、
元々が甘いさつま芋をお醤油と砂糖で煮る・・




軽い煮含め的な煮方ならまだしも、
醤油と砂糖が多量にコラボレーションする、
ウチのさつま芋の煮付けは、
やはり不味くしか感じられずに、
それが元で、
さつま芋へのトラウマが芽生えたほどだった。





「Rちゃん、さつま芋の煮付けだね」




「このって、カレイとか魚なら合うと思うな」





非生産者だし、
ましてや非力な子どもだけど、
今日の夕飯には伊達巻と間違うような、
とてもスイートな卵焼きに、
そのさつま芋の煮付けが並んでいた・・。




それは、甘いモノ命!



というくらい甘い食べ物が大好きな、
お祖母ちゃんの考えたメニューに違いなかった。





『いっそのこと、
お醤油を使わないでスイートポテトにすれば
まだマシかもしれないのにさ・・』




(×_×)ワタシは箸を付ける前に、
母に半分以上、さつま芋の甘煮を渡した。




「あら、食べないの、ありがとう」





そーなんだわね、
ありがとうというくらい、
きっと、母方のお祖父ちゃん、
つまり実家にも似たり寄ったりな味なもので、
甘辛な芋は嬉しいらしかった・・。





それからしばらくは・・



『さつま芋』への拒絶反応があったけれど、
ある日、身近にそれを劇的に変える、
当たり前っちゃ~当たり前の出来事が起きた。





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小学校の近くの、
児童たちが通学する町の中に、
剣呑な母が『禁止令』を出していた、
お爺ちゃんの小さな焼き芋屋があったのだけど。





そこは、訳のワカラナイ、
お好み焼き風を出す一銭店屋、


夏場の市民プールのテキヤのたこ焼や、
色とりどりの氷菓子屋などと共に、
母がばっちいから食べてはいかん?


~なんて禁止令を出しているお店だった。





でも、確かに何が混入しているのか、
皆目判らないような、
鉄板からしてばっちい感じのお好み焼きとか、
夏場の氷菓子とかなら、
イマイチな怪しげな水で作ってるのは分かるけど・・。




とりあえずは、
お芋を洗って、ガンガン熱した石の上で、
殆ど焦げるくらい焼かれた芋なら、
消毒効果もあるんじゃないんかい?


・・なんて子どもたちは思うけど・・。





「だってさ、
軍手のばっちいのを見たことある?
あれってきっと一シーズン同じだってば」





(T^T)母は一度、
そのお爺ちゃんがリヤカーで来た時に、
たまたま爺ちゃんの軍手に目が行ったらしい。



・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


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ハート他愛無い日々が幸せ・・
↓・・普通が一番だった時代ですね




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もっと先を読んでみたい方どうぞ・・・☆






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お芋を焼く時も同じ、

お金のやり取りも同じ、

しかもきっと一シーズン同じ軍手・・




そんな事は、
別に知ったこっちゃない子どもたちは、
ばっちい水で作っている氷菓子とか、
他の屋台と違わないだろうとしか思わないし。





特にお母さんが気に入っていたのは -



販売するリヤカーに、
手洗い蛇口まで付けていた、
顔もそこそこハンサムだったお団子屋さん。





・・母推奨・・・



あの時代、何がすごいって、
親の権限がガッツリ存在していた事であった。




でも、お団子は、そう毎回、
子ども心をくすぐるアイテムでも無かった。





。。



日頃から従姉Rは中学の帰り道に、
ワタシの母=叔母さんの禁止令を無視し、
その焼き芋屋に立ち寄っていたらしい。





「小学生の時は仕方がないから
まあ、
叔母ちゃんの禁止令は守っていたけど、
部活の帰りとか、みんなで食べるもん





「え、さつま芋の煮付けより美味い?」





「当たり前じゃない、
お芋にもよるけど、そのままの味だしね」





・・禁止令焼き芋か・・・



これって別段、
焼き芋を食べたい訳ではないのかもしれない。




ふかしたお芋なら、
お祖母ちゃん恒例イベント、
秋のお月見でも食べていたから・・。





夏場の氷菓子やたこ焼が美味しいのは、
秘密にして内緒で食べるからで、
確かに、
プールで散々泳いだ後はお腹も減るけれど。




禁止=タブーである事が、
子ども心をつかんでしまうのでありました。





それから -



焼き芋の事はしばし頭には無かったのだが・・



ある日、
たまたま下校帰りにハトコPと出合った・・。





「お!」




「あ、Pちゃん、買い物しに?」





「婆ちゃんに焼き芋買って来いって言われて」




『(* ̄∇ ̄*)や、焼き芋を買う・・・』




「何かおかしいか?」





で、ワタシはウチの母から、
諸般の事情により『焼き芋禁止令』
が出ているのをPに言ってみたのだが・・。




ハトコPは笑って言った -




「オバチャンらしいや・・
焼き芋屋のオジチャンは、
夏のN公園の夜店で綿あめとか、
かき氷とかも売ってるんだって」





「ふーん、そうなんだ・・家に持って行くの?」





「ほら、半分食ってみろよ
美味しいぞ、ふかしたのよりも」





言っておくけど、
焼き芋はちゃんとした食べ物である。


ただ、ワタシの母が、
自分だけの価値観でNGを出しているだけだ-




他では焼き芋は食べたことはあるけど、
焼き立てのは久々でもあり・・


でも、
焦げた皮や芋自体の香りがし、
実に美味しかったのでありました。





「うま~い!」




「だろー、焼き立てだからな」





・・・ 秘密なら きっと 何でも美味になり ・・・





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ついでにハトコPと帰宅し、
焼き芋の匂いがついてないか確かめ、
家に入ったのだけど・・





「何だか甘い匂いがするねぇ・・」




「え?ナンだろうねー?」





甘い食べ物
全てに反応するお祖母ちゃんを誤魔化し、
とりあえず宿題をすることにしたのだが・・。





その夜・・・


夕食前にRの母、S伯母ちゃんが、
何やらジャンクな包みを抱えて帰宅した。





「会社の帰りに焼き芋買って来たんだけど」





夕飯は焼き魚に煮物という、
かなりシンプルなメニューだったため、
伯母ちゃんが持参した焼き芋までが、
夕げのちゃぶ台に並べられたのだが・・。





「あれ、○ちゃん、食べたいって言ってたよね?」





どうやら伯母は、
勤めている会社の近くの、
あの、禁止令が出ている焼き芋屋
・・ではないお店で、
わざわざワタシのためにも買って来てくれたらしい。





つい、30分前に、半分とは言いつつも、
かなりデカイ焼き芋を、
ハトコPと内緒で食べたなんて、
言えないまんま、
うぐうぐと言いながら、
お腹がパンパンになるまで食べたのだった・・。





そうね・・・

罰と言えばそんな罰・・・




内緒でタブーを犯しちゃいけない、
教訓のような気がしたのでありました・・・。



・・






すみませんワタシは占い師



・・・続くかも・・・

。。








ハート焼き芋ってベーシックな食べ物
↓お芋の質にもよって味が違いますね・・




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(゜▽゜*)いつも最後までありがとー・・

あなたの時代のことなどお待ちしています。

誤打は読んでいてね、レスなど遅れます。



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石焼芋は旨かったよね
遠赤効果というのですかね、あの細かい石に埋め込んで焼くおイモは本当に美味しかったな~。 でも最近は「石焼芋~」の引き売りのおじさんも、とんと見かけなくなりました。

お芋の惣菜というのは、私も苦手、というか認められません。 あれはオカズじゃない(精進揚げを除く)。

最近は安納芋がお気に入りで、無水鍋で焼いただけで、芋羊羹みたいで、気に入ってます。



2015-03-06 Fri 01:28 | URL | ニャホニャホ #7CropVt6[ 内容変更] | top↑
- My Dear ニャホニャホ さん -
v-22(゜▽゜*)こんにちは~☆コメントありがとうございます。
ホポポタマスの誤解、読んで来ました、確かにそうですよねー。

ニャホニャホさんがご存知のように、バアサンは甘党この上ないもんで、
あのおヤツとしか考えられない大学いもとかも夕食に出てましたっけ(;^_^A
嫌いじゃないですが、白いご飯に甘い芋系の副菜って?とか思いました。

安納芋、ややオレンジ色が入ったような甘いお芋ですね。
頂いてふかしたり、スイートポテトにしたことがあります。
ねっとりした感じは確かに羊羹っぽいですねー。


2015-03-06 Fri 20:40 | URL | mecha #-[ 内容変更] | top↑
ニャホさんへ訂正です-
ホポポタマスではなく「ヒポポタマス」の打ち間違えです。

でも、ホポポタマスという学名の動物がいたら、
それもしれでオモシロいかもしれませんが・・。

すみません、トシは取りたくないですわー(;^_^A
2015-03-06 Fri 20:43 | URL | mecha #-[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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