『天皇の料理番』今期一番見応えのあるドラマ
2015-05-11 Mon 00:22
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今回のクールだと、
どのドラマもそこそこ頑張ってはいるけれど、
何だか心の琴線に触れるような・・




そういう部分が今一つな作品が多く、
こればっかりは、
人それぞれで主観的だったり、
好みだったりするので、
単に好みの作品が無いだけだとも言えたりしますが。





魅力ある作家、その脚本、
俳優、女優のキャスト、
監督、プロデューサー、
~映画と同じで、
総合芸術でもある内容な訳なのですが。




全て良いというのは困難なので、
せめて何処かの部分・・




俳優、女優の演技に感情移入が出来るとか、
演出家(監督の役割の方)が突出してるのに、
やはりこの演出家だから見ることが出来る・・




歴史ものだったら、
史実に基づくのは基本だけれど、
絶妙な崩し方にトライしている・・



・・などなど、
生意気を言わせて頂ければ、
人物や何かの付加価値を見出だされれば、
「お!」と食いつけたりするのだが -





で。。



数々のドラマが春にスタートを切った後、
遅まきながら始まった日曜夜のドラマ
『天皇の料理番』を見た訳です・・。




「面白い!」





昔、マチャアキこと堺正章氏(以降、
敬称を略させて頂いております)
が、同名のドラマに出ていたけれど。




今回は佐藤健がメインで、
よく演技をしている上に、
芸達者な面々と共に面白い・・。




でもって、今期、
感動を呼び起こさせてくれるようなドラマだと、
個人的には感じるのですが・・。





スタッフ-



原作は杉森久英の同名小説『天皇の料理番』


脚本 森下佳子


演出 平山雄一朗 ほか・・・




主人公の 秋山篤蔵に佐藤健、
妻の高浜俊子に黒木華、



篤蔵を認めてフォローする長男 
秋山周太郎に鈴木亮平、



父親秋山周蔵 杉本哲太、
天然で優しい母親に美保純、



最初に西洋料理を教える料理人に伊藤英明、
厳しいながら、
料理は真心と明言する料理人に小林薫、



仲間で修行の立場の同僚に、
桐谷健太、柄本佑・・



テーマソング「夢見る人」は、
さだまさし氏が歌い上げている・・。




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ストーリーは -


何をやっても長続きしなかった
片田舎のやっかい者が、
ひょんなことから食べた一口のカツレツがきっかけで、
料理というものに夢を見て、
ついには天皇の料理番を勤め上げるまでに成長していく。



篤蔵は、夢をつかみとるため心機一転上京し、
多くの試練に立ち向かっていく。



その経験を成長の糧にし、
当時の日本人としては珍しかった
フランス・パリへの修行に赴き、
差別・偏見と闘いながらも
世界最高峰のオテル・リッツのシェフとなり、
ついには26歳という若さにして
宮内省厨司長・皇室の台所を預かる、
言わば 「天皇の料理番」 となるのである。


10年前は片田舎のやっかい者、
ダメ息子だった男がである。

(TBS公式サイトより・・)





この話を見ていると、
様々な紆余曲折から這い上がった主人公、
そんな事が言われていたりするけれど-




頑張れば天皇陛下の料理番にもなれる、
なんて短絡的なだけの話では無いと、
ワタシは思ったりして・・。

・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


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ハート視聴率がどうとか言われていますが
↓・・時代的な部分もあると思います




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もっと先を読んでみたい方だけドゾッ・・・☆






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主人公を取り巻く、
家族やお母さんや、
兄弟の長男や、途中に婿入りした妻など、
時代背景が豊かな人間性のまだ残っていた時。



佐藤健演じる篤蔵は、
これまでに幾度と無く道を間違ってしまう。




アホだとかバカ息子だとか、
近隣の評判は散々だったりする人間




が・・


それを温かく見守りながら、
見捨てずに惜しみ無く愛情を注いでいた、
彼の家族や妻の手助けがあった・・。




更に、紆余曲折という、
半ば自業自得的な生き方の中、
実は隠れた彼の才能が
見出だされてはいなかっただけで、
数々の失敗や失態を繰り返された中でも、
人間関係を含めて彼の立場が、
意外と豊かだったという部分もあると感じます・・。





つまり・・



自分独りだけの人生では無いのは、
今も昔も変わってはいないけれど、
篤蔵が素直でとてもピュアな人間だったこと。




しかも、これまでの仕事などは、
飽きっぽくて投げ出したと、
あの時代には思われていたかもしれないけれど、
ある料理人に田辺祐吉(伊藤英明)と出会い、
そのインパクトと共に、
彼が持っていた才能が開花したのだとも言える。





彼の話を見ていたら、
以前にいらしたお婆様で、
何か習い事をやってみても、
続かない、飽きやすいと、
周囲の人からも言われたらしい方の事を思い出す。




聞いていれば、
お婆様の選んで来た趣味的な内容は、
たぶん、彼女には合わなかっただけで、
合わない物を無理にやっても意味が無い・・





「もしかしたら、
○○さんが飽きっぽい訳では無く
まだ合う趣味に出会っていないだけだと思います」




そう言ったら彼女は喜んだ・・・
だって合わないかどうかなんて、
トライしてみないと判らない場合だって多いから。





「分かりました、
合う趣味を見つけるまで
ちょっと試しに見学なんかをしてからにします」





・・ただ・・・



お客様の場合には趣味だから、
こうした言葉でフォローは出来るけれど、
あの時代に篤蔵が置かれた立場は、
婿入りし、妻と子どもがいて、
その上での、大きな道の変換なのですね・・。




いくら理解が深い妻でも、
受け入れた問屋のご家庭でも、
あの時代、婿を辞めます、
辞めて料理人になる修行に東京に行きます!


~なんて事は、
なかなか許され無かった時代だったと思う。





でもそれからが現代と違う差異のある部分 -



家族、兄弟、そして妻が篤蔵を理解し、
フォローして行く様は、
今の時代には大きく欠けている要素だと感じる。





結果は『天皇の料理番』という、
既にワタシたちが分かってしまっている行き着く先。


が、結果が分かっているとしても、
途中のストーリーの見せ方が腕の見せどころだ。




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特に俳優や女優陣は、
篤蔵の父親、旧家の家長に鈴木亮平、
のんびりしていて、
だけど彼の事を温かく見守る母親に美保純、




大人しいながら、
芯が通った妻役の黒木華がまた、
婿に来た彼へ恋から愛に転じる様を、
ひっそりと、
でも存在感たっぷりに演じていて好ましい。




途中から結核(だろうと推測)
を患ってしまう長男 周太郎・・・




長男らしく、
破天荒とも言える弟の生き方を応援し、
陰になりながら助けて手を差し伸べる。





人は生まれたら一生、
同じ仕事だけでは無いし、
かといって彼のような、
浮いた存在としてだけでも続けて行けない。





運が良かっただけなんだろうとか、
たまたまだったのだろうとか、
努力もしないで
嫉妬だけを向ける人も居るかもしれない。





が、それだけで、
縦型社会である料理人の中でも、
天皇陛下の厨房を
任されるまでに認められる訳が無いと思う。



その辺り、
簡単に手にする事が出来ない道を、
彼なりに邁進して来た部分を見るべきかな・・。





佐藤健は、
若手ながら人気であって、
目が大きくチャーミングながら、
あまりくるくると表情を変えない役者だ。




賢くは無い役どころだし、
かなり表現力を問われる今回のドラマは、
また、違う面を露出させなくてはいけないだろうと思う。





時代は違っていても、
何時の世も根底に流れるのは、
人間の存在と生き方であって・・・



こんな目まぐるしい時代だからこそ、
この作品を世に出したのも意味があると、
ワタシは感じつつ、見ているのですが -





前々回かな、
篤蔵の妻、俊子が自分の婿に来たのを、
彼と共に楽しく過ごしていたのだが・・




西洋料理に目覚めてしまい、
彼が次第に落ち着きを失なって行く様子を、
もどかしく思いながら、
何も糾弾もせずに見つめる黒木華の演技が、
さすが国際的な賞を受賞しただけある、
抑えた演技で見いってしまった・・。





そんな女優、俳優、
新しい境地を拓くであろう、
料理人篤蔵役の佐藤健にも、
注目して行きたいと思ったのでありました・・。





今からでも十分ストーリーは追えるし、
時代に翻弄されながらも、
堂々と突き進んで来た一人の男性と、
その家族や仲間とのストーリーとしても、
見応えのある作品・・☆




見捨ててしまうことは簡単。


だけれど、リスクと分っていて、
なおも見守る、継続することは困難だったりする。




人という存在に対して、
同じ人に何が出来るか?・・


そんな観点でも興味深い作品だと思います。

・・





すみませんワタシは占い師



・・・続くかも・・・

。。







ハート・・心が豊かな昔のお話ですが
↓・・・何だかちょっとホッとします




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(゜▽゜*)いつも最後までありがとうございます。

ドラマや映画は好みではありますが・・・

誤打は読んでいてね、コメレスなど遅れます。



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どう思います
お久でございます。
最近、ドラマ面白くないねぇ、仕方ないか、社会背景が激変しましたからね。昔は1年放映、視聴率が40パーセントなんて番組ありました。
役者も大変です。視聴率が全てではないと思うのですが。
「天皇の料理番」観てます。mechaさんと同意見、同じ感想です。黒木華さんはいい女優ですね、真木よう子と同じぐらい好きになった。

注目すべきは美保純、彼女、ジミに売れてますよ
女優は中年以降のシフトが難しく役が無くなりますから、大変。加賀まりこ、風吹ジュン、浅田美代子あたりの路線に乗りつつあると私は見ます。
2015-05-14 Thu 09:12 | URL | アキバの行政書士 #-[ 内容変更] | top↑
- My Dear アキバの行政書士 さん -
v-22(゜▽゜*)こんにちは~☆コメントありがとうございます・・。
今回のクールのドラマ、ちょっと感想に悩みました・・。
それなりなのでしょうけど、それ以上にはなっていなかったり。

黒木華さん、なかなかよいですね、同じで良かったです。
演技って足し算だけではつまらないですが、
適度な引き算での演技が出来る女優さんです・・。
美保純さんは面白いニュアンスが表現できる女優さんだとワタシも思います。

映画もドラマも演技者は大事ですね、
原作、脚本、監督(演出)、音楽、などなどがコラボしての作品なんでしょうけど。

2015-05-14 Thu 23:48 | URL | mecha #-[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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