続ノスタルジックなお話「七夕祭りの泣(きゅう)」
2015-08-06 Thu 00:27
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温泉保養所のある臨海学校だ、
絶叫マシンに企画もののテーマパークだ~・・



(T^T)なんつ~、娯楽にキャパが無い、
夏休み中はプールとラジオ体操、
家族で海水浴がせいぜい・・。



インターネットもまだ何もないない



・・・嗚呼、昭和30年代・・・






で、今日はこんなお話・・・。


・・




普通なら七夕祭りは、
七月七日にあるべきものなのだが、
こちら仙台では1ヵ月遅れで、
八月七日に執り行われる事となっていた・・。




五日の前夜祭には花火大会が、
明けて六日、七日、八日と三日続けで、
仙台七夕祭りは開催されている・・。





昔っから商店街あげてのイベントは、
今は華美な感じに至っていて、
東北ウン大祭りの一つになって、
それはそれでまた、
地域的にも商業的にも意味があるとは思うけど。




あの頃にはまだその時代の静かな美しさとか、
商店街の皆さんが外注には頼らずに、
お店お店で、
手作りの飾りの個性を出していたのだった。




しかも・・・



七夕祭りで有名だった町なもので、
一般的な町内会の子供会では、
その間に飾る七夕の飾り付けを、
各町内で競い合うという、
ささやかながら、
ちょっと子どもたちにはワクワクする作業があった。





毎年の飾り付けは子供会に所属する、
各々の家庭が持ち回りで、
例えば子どもたちを自宅の茶の間や、
お金持ちの皆さまのお宅では広いリビングや、
客間に通されて、
各家庭のオヤツが振る舞われたものだった。





昨年はとある会社の代表取締役、
つまりぶっちゃけ会社社長さん宅だったので、
ゴージャスな二階建てはもちろんのこと・・




三人の娘さん、
息子さんの別々の部屋があったり、
子供部屋には幼稚園にあるような、
室内には舶来品の白木の滑り台とか、
かなりウラヤマシイ遊具やお洒落な机や椅子など、
やはり一般家庭とは
違うアイテムが置かれていたりした・・。





ユミエちゃんち、いいなぁ・・・」





いわゆるお金持ち家庭でも、
そこの娘、ユミエちゃんのお母さんは、
子どもたちが好きらしく、
ツンとした感じでは無かったので、
とても行きやすかった・・。





飾りを作るのが
本来の目的だったのは承知だし・・




けれど、そこのオヤツがまた、
今では珍しくも無いのだろうけど、
サンドイッチの余りで、
パンの耳で作った珈琲味のパンプディングや、
御中元で届けられたらしい
あまり見たことが無いような、
美味なお菓子などが出されたのでありましたが。





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「ユミエちゃんはいいなぁ、
毎日、変わったオヤツが食べられて」





「うんと・・でもそうでもないよ
ママとお祖母ちゃん、仲が悪いしね」





ふーん、と聞いていて思ったけれど -




確かに広いキッチンの脇、
お宅の入り口に近い場所には、
足が良くないようなメガネをかけたお婆さんが、
そのお部屋を使っているらしく-




美味しそうなお菓子を子どもたちに出す時、
ユミエちゃんママは、
そのお婆さんに気遣いをしている様子だった。





『どこもおんなじなんだなぁ・・』





(×_×)ウチみたいな、
昭和中期の典型的庶民の家でも、
家族が多い分だけ小競り合いが勃発していたが・・



社長宅のユミエちゃんちでも、
そんな嫁と姑との争いがあったなんて。




ま、聞いてみなけりゃ分からないものだわと、
ワタシは思ったものだった訳ですが・・。





・・さてはて・・・



そんな平和を絵に描いたよーな昭和中期の、
更にウチにて、
ちょっとした出来事があった・・。





「ちょっと○ちゃんとRちゃんHちゃんたち
今年はウチが、
七夕祭りの飾り付けを作る担当になったのよ」




え!




うそ~?」



・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


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ハート平和の象徴七夕祭り・・・
↓・・こちらでは8日まで開催されています




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もっと先を読んでみたい方だけどうぞ・・・☆








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大体、子どもたちが
見栄を張っても仕方がないけれど、
昨年がユミエちゃんという、
社長さん宅なので気後れすると言いますか^_^;





「お母さん、去年はユミエちゃんちで
オヤツ、すごかった・・
珈琲のパンプディングとかゼリーとかだった」





「むむ・・そんなの仕方がないよ~
ウチはただの社員だからね
菊屋さんのあんパンがせいぜいだからね」





ワタシたち半端な見栄っぱり三人は、
一番苦手なユミエちゃんち向かいの、
スマさん宅の三人兄弟がウチに来るのを想像した。





スマさん宅も、
確か大きな病院に勤務する医者のお父さんがいて、
まあ、正直、お向かい同士で張り合ってはいたのだが。




・・そこで、母親がこんな一言を言った。




「ウチはフツーの家だからね
誰~も家の部屋とか、
出されるオヤツに期待なんかしないわよ」





うむむ、うむむむむ・・・




確かにな~・・

三人の一般家庭の子どもたちは、
洗いがたい事実に、
そりゃホントに正論だったため、
いっそ諦めもきっちりついたのだった・・。





それから -




フツーのサラリーマン家庭の茶の間で、
女の子が多かった年だったため、
七夕飾りは意外に可愛く美しく出来て行った。





オヤツにはありきたりなスイカとか、
ジュースのもとで作ったオレンジジュースとか、
毎日、近郊からやって来る
八百屋のトウモロコシを茹でたのとか、
正しい昭和の一般家庭の夏のオヤツが出された。





(T^T)これが、美食に飽食している、
近隣のオカネモチ的なお宅のお子さんには、
意外と好評だったらしく、
(ワタシから見れば何だかなぁだけど)




最後、飾り付けが全て作り終えた時の、
菊屋さんのあんパンも、
その日の作り立てを持って来てくれたため、
七夕祭り作り宅のワタシたち三人も、
ちょっとホッとしたものだったが・・。





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。。



ここで安穏とした事だけなら、
ノスタルジックなお話には書かない訳で・・。
(北の国から風ナレーション)





子供会七夕祭りをバックに、
それを作った
子どもたちが飾り付けの前に並び、
撮影をするのが習わしだったのだけど・・。





持ち回りのカメラマンらしきおにーさんが、
ワタシたちが集まる
時間の前に来てしまったのだ・・。





母もその日にはパートで不在で、
ワタシと従姉のRが親から時間なんかを聞いて、
集まる子どもたちを
七夕飾りの前に並ばせる筈だった。





先ず、予定していた時間に子どもたちが、
あの時代にもあった塾とか、
夏休みにお出掛けとか、
集まる人数の半数くらいになってしまった。





なってしまったら、
それでも子供会自作なんだから、
半数で可愛く出来た飾りの前で撮れば良いものを、
気を利かせたのだか何だか、
カメラマンのおにーさんが、
隣のエリアの飾りまで行こうと言い始まった。





「でも、でもせっかく作った飾りだから」





言葉少ない従姉Rが、
頑張ってその彼に希望を提示したのだが。




交渉も空しく、
数人のワタシたちの子供会メンバーは、
従姉が大嫌いな帽子屋の同級生がいる、
隣の七夕飾りの前に並ばされてしまった。





「チッ・・・」





仕方がなく、
自前では無いよそよそしい隣の飾りに並び、
ワタシたちの竹竿では無かった不本意な竹竿に。




(×_×)チッという、
帽子屋息子からやたら離れた、
従姉Rの抵抗する舌打ちを、
ワタシもつまらない気分で聞いていた・・。


・・




その夜、何だか悔しく、
母とお祖母ちゃんに昼間の顛末を話した。





「何だ、そうだったの・・
でもさ、ウチでカメラでお父さんに撮ってもらえば?」





「せっかく綺麗に出来たのにね~」





・・などと言いながら、
二人はお盆にやって来る、
おはぎ好きな親戚のお盆メニューの話をしている。





一番、不本意だった従姉Rは -




「写真、来たら破いてやる




超、過激な独り言をつぶやいていた・・。





・・・ 嫌いです そんな異性と 記念撮影 ・・・





最近はあまり喧嘩もしなくなったけれど、
帽子屋息子の顔を一度も見ずに反らしていた、
Rちゃんの気持ちが分かる気がしたけれどね。





・・次の日・・・



珍しくRの母、伯母ちゃんと共に、
それこそ街中の
本格的な七夕飾りを見に行くことになり・・



ついでに羽振りの良い伯母ちゃんが、
あの時代、有名だった『りゅしょうる』という、
洋食屋に連れて行ってくれ、
喧騒の後から子どもたちもオムライスを食べた。





Rの機嫌も直ったようだったのだが・・
当たり前のように、
後からあの曰く付きな写真が送られて来た。





家族の手前、
ポーカーフェイスだったRだったが、
一枚だけの記念写真を見て、
いまいましさが再燃している様子でありましたさ。





・・嗚呼、のどかな昭和の夏は過ぎ行く・・・


・・






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・・・そんな話も続くとも・・・

。。













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(゜▽゜*)いつも絵日記などが大変になりますが。

たまの楽しいお話も読んでいてね・・・。

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コメレスなどなど遅れます、ごめんよ~。





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