
妊娠と出産は、
とてもデリケートな問題ですので、
これはダメとか、だから良かったなど、
簡単には回答が出せない場合が多いものです。
今回のお客様のご相談は、
こうした場合にはどう対処するか、
または、どのような家族間での話し合いが必要か・・
一概に言えないまでも、
一部、皆さんのヒントになりましたら。
※なお -
常に配慮しておりますが、
中に出ていらっしゃる方のイニシャルや、
シチュエーションは変えてあります。
・・
Jさんは診察を受けた後、
ちょっと悩んでいた・・
いや、ちょっとどころか、
かなり悩みは膨らんで、
夜に旦那さんが帰宅したのち、
疲れている中、
こんな会話をするのも気が引けたようだった。
・・
彼女は数年前に結婚をした30代の女性。
途中までは仕事も続けていたのだが、
結婚して2年後に妊娠が分かり、
産休を取ろうとしていたのだけど・・
臨月まで続けようとしていた仕事も、
ツワリがかなり酷く、
丁度、年の離れた旦那さんが
昇格したのを機に会社自体を退職した。
それからは、出産に向けて、
妊婦さんの教室に通ったり、
出産は実家にするか?
または、実家がやや遠いため、
自力で産む事にするかを迷っていたそうだ。
何度かいらして頂いた事はあったけれど-
ワタシは妊娠された段階で、
妊娠検査薬でとりあえず見て陽性だった時点で、
吉方で最初に、
現住所から見て良い方向のクリニックや、
産院が併設されていない医院を拝見する。
吉方でかかり始めたクリニックからなら、
そこからの紹介で、
希望するどちらの病院に行っても良いため。
が。。
Jさんは、
そうした事をお伝えしていなかったため、
最初に近所のある程度、知られたクリニックへ、
初診に行ってみたのだそう・・。
「・・そちら初診が6月でしたよね
(何年か前です・・)
現住所から見ると、
まあ、吉方とは言いにくいですが
差し障りがあまり無いロケーションで良かったかな」

初産に向けて、予定日やら、
ご実家へと帰るなら、
そちらへの方角なども拝見したのだけど。
・・それから・・・
次の年明けくらいに臨月となり、
めでたくご出産されたそうで、
写メールが届き、
第一子は男の子だったとのことだった。
結構な難産だったらしく、
最終的には少し赤ちゃんの頭部を、
引っ張られたとのお話だった・・。
でもまあ、
とりあえずはご無事で何よりだったし、
ご希望に沿って命名のお手伝いをし、
男の子はすくすくと育ったようだった。
・・
が、それから2年くらいが経ち、
途中、年賀状なども来ていたのだけど、
久々に鑑定をご希望とのメールがJさんからあった。
『ちょっとお話ししたいのですが』
・・という事だったので、
当日に会話をすることになったのだけど。
これまではいつも朗らかな彼女が、
沈んだような内容だったので、
当たり前のようだけれど、
何かあまり芳しく無い事が起きているのかと、

夜、前にご出産されたお子さんが眠り、
旦那さんも出張とかで、
久しぶりに彼女と話をした。
・・
m(u_u)m ここでおねがいいたします☆



↓・・こうした問題は大変でもあります



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他愛ない挨拶から、
近況や坊やや旦那さんのこと、
ご実家のご両親のことなどを一通り話し、
それから・・
本題で彼女が一番聞いてみたかった内容に。
「・・実は、今、妊娠しているのですが」
「そうなんですか、それはおめでとうございます」
普通なら第二子の妊娠は、
たぶん嬉しいのだと思うけれど・・
話して行くうちに、
Jさんの話が暗くなって行く -
「あの・・
立ち入った事をお聞きするようですが
失礼ですが、何かおありだったのでしょうか?」
・・そう言ってみると・・・
彼女はようやく重たい口を開いたようだった。
実は・・から始まった彼女の話は、
かなりワタシも考えさせられるもので、
Jさんが、それをクリニックで聞いた時に、
旦那さんにどう伝えれば良いのか?
悩んだり、
迷ったりした気持ちが分かる気がした。
彼女が2年前に出産した坊やは、
いわゆる情緒障害があるらしく、
その度合いは軽いながら、
会話などが普通よりも遅かったらしい。
専門医に行き、相談をしてみると、
軽い情緒障害なら、
度合いはまだ成長途中なので分かりにくいが、
大人になるまで軌道修正をしながら、
ある程度、
手をかける事で違って来るかもしれないと。
その時には酷くガッカリしてしまったけれど、
私しか愛情を注げる人間は居ないと感じ、
今は専門の自治体の機関で
相談を受けに行っているのだそうだ・・。
「夫は授かったものだし、
産めば良いのではと言いますが
今でもこんな大変なのに、
また、次の子も問題があったらと・・」
「そうですか・・なるほど
ワタシがJさんだとしても悩みますね
今、出生前診断や羊水検査がありますが、
全ての障害について、
明白に判る訳では無いようですし・・」
「私も考えたのですが、
本当にだから
みんな判るというレベルでも無いみたいで・・」
彼女へは、
今度は吉方を拝見して、
以前から通っていたクリニックが、
現住所から良い時期をお伝えしてみた。
だけれど、
だからどうという結果は、
ご本人の身体的な部分や、
出産に関してはその時で医師なども違うため、
なかなか難しいと感じるのですね・・。
あまり力にもなれない感じだったし、
ワタシの方が悩み出した時に、
彼女から言いにくそうにこんな言葉が・・。
「・・○さん、
こんな事を言うのもと思ったのですが・・」
「はい?・・・」
「産まないという選択肢って軽蔑しますか?」
一瞬、迷ったけれど・・
妊娠をされても、
自信の無い状況を作り出すかもしれない、
彼女自身が死ぬほど悩んでいる事に対して、
簡単にそうですね、と断言もしにくかったのですが-
今はご実家には、
お母様も亡くなられていらっしゃる中、
そこまで延々と悩んでいるなら、
彼女とパートナーとの選択なので、
それが結論だったら、個人の判断だと感じ・・。
「人一人の命に対して、
親として、どのくらい責任が取れるか?
それだけでもハードだと思います
普通のお子さんだったらまた、
素直に第二子も喜べると思いますが・・
だから、といった判断でも、
産後にうつになる方も多いので、
様々な理由を考えての結果ならと感じます」
「良かった・・
人道問題でなら酷い親だと思います
が、自信が無いんです、
今の子の事も先が見えないもので・・」
「正直、本当に難しいと思います・・
でも、
お子さんを産んで育てるのはお母さんだし
そうした事で旦那さんも理解されているなら」

それだけでも、大変な事だったりします。
こうしたJさんのようなケースは、
近年、稀では無くなって来ているのも事実。
子どもさんが成人しても、
障害を持っていらっしゃる場合には、
ずっとご両親が看てあげなくてはいけない事も。
デリケートな問題だし、
なかなか結論が出しにくいものですが -
だからどうだと、
それに対しても簡単には言い切れないけれど、
親としての選択肢は一つだけでは無いと思います。
諸事情を含む問題ですが、
今後、
納得がいくようなご家族の判断をと感じますが・・。
なお、
フォローをと思いつつ、
書き方が誤解を招くような箇所や、
表現が不足していましたらごめんなさい。
本意はかなり素直に書いたつもりですが・・。
・・
すみませんワタシは占い師
・・・続くかも・・・
。。


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(゜▽゜*)いつも最後までありがとうございます。
最近、私が知らないサイトで、
このブログへの『占い師の情報』とあり・・
『こくばん』『ぱんくず』『口コミ』など、
独特な記載で書いてあり・・
内容が全く違っているバッシングが目に付きました。
酷い感想ですし、鑑定料金も違いますし、
結局はこちらを非難し、
どなたか霊能者の方の個人サイトに繋がります。
あまりに身に覚えも無い事実無根な内容なので、
ワタシ自身が困惑しております。
大体、他の鑑定師を非難してしか、
宣伝が出来ない方ってどうかと感じます。
こうした仕事をされたいなら、
正々堂々とご自分の宣伝だけをされれば良いと思います。
ですので、私に関する疑問はこちら、
管理人までお尋ねください。