続ノスタルジックなお話 「酷寒の暖」
2016-02-24 Wed 00:22
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ご当地チーズケーキにチョコ万頭だ~、
抹茶バームクーヘンに生キャラメルだ~・・



(T^T)なんつ~土産物に種類がない、
せいぜいお饅頭やカステラか、
味覚にキャパも少ない時代。




・・嗚呼、昭和30~40年代・・・




・・で、今日はこんなお話。



・・




当たり前のようだけど、
クリスマスなど、
年末、年始の楽しいイベントが終わり、
ついでにお正月やどんと祭も終了した2月。




次の楽しみって、
だったら何よと言えば、
春休みのちょいまったりした日々だけだった。




ただ、
この数少ない娯楽欠落の時期だからこそ、
またやや違った楽しみがあったことはあった。





(* ̄∇ ̄*)それは食べ物!

しかも、暇な時期には、
たまたま父親のデパートの出張などもあり・・



これが特に、
そのお土産はワタシたち子どもには、
かなりの期待感を与えてくれたりもしていた。




季節ごとのお土産
そして夏のお中元、
冬のお歳暮の中身と言うのは、
大人には、
そのお返しなんかが大変だとは思うけれど、
何の責任も無い子どもたちに取っては、
包装紙から分かる中身でも
重たさでも一喜一憂したりして・・。





昭和30年代、40年代と言えば、
夏はカルピスやお菓子、
冬にもやはりお菓子系の物だったり・・



今はバターがたっぷりのクッキーが多いけれど、
あの頃はまだ泉屋のクッキーくらいが一番で、
カルピスと共に、
ちょっと固いクッキーの詰め合わせが来ると、
子どもたちは色めき立ったものだ。





・・のちのちにはこれに
メリーやモロゾフのチョコレートと、
ゴーフルが加わるのだが、
今でも泉屋のクッキーを見ると懐かしい。




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さてはて -


更に父のお土産は、
あちら問屋さんが用意した物も多く、
人気の無いのが佃煮とか、
今ならたぶんひなびた感じが美味しいだろう、
雷おこしも香ばしかったのだけど・・




子どもたちには、
その頃辺りから広く出回った、
メリーやモロゾフのチョコレートとか、
どこかのマドレーヌなどの
もっと小洒落た洋菓子が気持ちを踊らせてくれた。





「お母さん、何かの準備なの?」




「そうなのよ、明日、お父さん東京だから」




「え?出張行くの




「そ、日帰りじゃないけど東京だから
大した荷物にはならないけどね」





出張!一泊!東京♪・・・


なんてキーワードは、
帰りに何をお土産に持って帰るのか、
それだけで弛緩した日常に、
細やかな刺激を与えてくれたものだった。





「パパ、東京に出張だってよ♪」




噂千里を走る、
いや、ウチの中の百メートルくらいは走り、
ワタシたちはウキウキした気分になった。




お菓子、洋菓子、マドレーヌ、
どこかのケーキらしき菓子♪

明後日には食べ物が来る、
分からないけど、たぶんお土産がある。




単純なんである、たかがお土産一つなのに・・。



・・





m(u_u)m ここでおねがいいたします☆


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ハート食べることが無いと
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2月はほぼ普通に平日だったため、
もちろん毎日、春休みまでは学校に行き・・




昼の給食には・・

願わくは豚肉の脂身だけは入ってないように、
それだけをハラハラする日々-




(×_×)あの頃の給食には、
堅牢な固い脂身がゴロゴロ入っていたりした。




本日も・・

『すき焼き煮』なんてメニューにあると、
身震いをしてしまう。





な~にがすき焼き煮だって?
だいたいすき焼きって豚肉じゃなくて、
牛肉だったはずだよな、なんて落ち込む。




しかも、それらが食べ切れない場合には、
給食の次の授業が始まるまで、
食べろとばかりに残されて、
昼休みの校庭で遊べなかったりするもので。




結果、今でもばら肉とか、
豚の角煮なんかが食べられ無いのは、
ワタシの場合にはひとえに、
昔の給食のトラウマだったりする。



きっと皆さんにも、
ちょい昔の方には見に覚えがあるのでは?




そんなブルーな気分の時にも、
ふと思い出す出張のお土産が癒し効果に・・。



・・




明日は父が東京から帰る-


この前は、
浅草辺りにある問屋街の接待だとかで、
土産は沢蟹とか小魚の佃煮に、
雷おこしという、
お子様にはすこぶる受けの芳しく無い中身。





見たこともないようなお菓子がいいなぁ」




明日までの宿題を珍しく夕食前にしながら、
ぶつくさ言っていると、隣で従姉Rが笑った。




「見たこともないお菓子って・・
○ちゃんの頭にはお菓子しか浮かばないの?」




「浮かばないよ、お菓子しか」




アホらしい会話も途切れ、
普通に夕食にはなったけれど、
昼間の給食よりはまだ、数段マシな、
コロッケとメンチカツが並んだのだった・・。





・・次の日の夕方・・・




学校から帰宅すると、
会社を経由して帰った父がいた。





「お帰りなさい、お土産買って来た?」




「ほらほら、あるから・・
お父さん疲れてるから休ませておきなさい」





お祖母ちゃんが、
若干、眉をひそめてワタシをたしなめた。




仮眠する父をよそに、
お祖母ちゃんがちゃぶ台に出していたのは、
焼きモロコシという和菓子で、
見た目も子どもにはイマイチなアピール度合い。




・・いや、たかだか子どもだから^_^;
失礼、モロコシの原産地の皆さま。




それはひたすら甘いだけに感じ、
だったらまだ香ばしい雷おこしの方が良かった。




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「子どもたちには向かないけど、
夕飯には崎陽軒の焼売があるからね」




(@ ̄□ ̄;)崎陽軒の焼売(シューマイ)?




今では大手スーパーにも置いてあるけど、
ワタシはその時、いや画像がみんな、
崎陽軒というお店のは初めて食べることに。
近隣にシューマイはあるけれど、
その名前は最初だったりして・・。




典型的な干菓子は今一つだったけど、
夕飯はちょっと期待に胸がふくらんだ。



・・




大きな蒸し器が出され、
伯母ちゃんや従姉に祖父母、
ワタシたち一家がいるために、
土産の焼売は二箱あった・・




それでも、
一人分にすれば幾つかささやかで、
焼き魚のサイドメニューとして小皿に配分された。




折しも2月後半と言うのに、
寒さがキツかった中で、
ふかふかと蒸された崎陽軒の焼売は、
小皿に少しだけでも十分に美味しかったのだ。





・・・ 脂身も モロコシも消え 今は焼売 ・・・





「伯母ちゃんさ、
今日の給食でイヤな脂身出た
焼売だったら嬉しかったのにな」





(T^T)なことを愚痴ると、
祖母はかなり珍しく、
こんなことをワタシに言った・・





「ベトナム戦争やってるでしょ?
戦争なんかやってたら、
焼売どころか脂身すらも食べられ無いんだよ」




どうやら昼のニュースで、
当時、激しさを増して行く
ベトナム戦争のことを取り上げていたらしい。





「・・ふーん、
だったらまだモロコシは美味いのか」




「平和っていいものなんだからね」




てなことを言っている祖母に、


実は心の中では -





『だったら、ベトナム戦争の前に、
お母さんと先ず仲良くしたら良いのに』




そんな感情がわき起こったのだったけどね。




・・しかも罰当たりは承知で言いたかった・・。




「ワタシ、
戦争してても豚肉の脂身だけは
ぜ~ったいに食べないから」




それはでも確かに平和だからこそ、
浮かんだ気持ちだったのですけど・・。





・・嗚呼、能天気な昭和の夜はふけゆく・・・


・・






すみませんワタシは占い師



・・・ノスタルジックも続くかも・・・

。。








ハート皆さんには思い出のお土産ってありますか
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(゜▽゜*)いつも最後までありがとう~・・・。

変換ミスは読んでいてね、レスなど遅れます。




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崎陽軒のシュウマイ
昨日食べました(笑)。 去年亡くなった父親の税金申告の件で、千葉と上野を往ったり来たりしているのですが、上野駅には崎陽軒の店舗があるので、2週間に一回は「しゅうまい弁当」を購入しています(ニコニコ)。

現在はレトルトになっていて日持ちするやつや、「特製シュウマイ」という大粒の商品も販売されているのですが、やはり昔ながらのアレが一番美味しく感じます。うまいよね~。

崎陽軒のシュウマイは家庭内戦争さえ、一時休戦させるチカラがあるんですね。

2016-02-26 Fri 13:01 | URL | ニャホニャホ #7CropVt6[ 内容変更] | top↑
- My Dear ニャホニャホ さん -
v-22(゜▽゜*)こんにちは~☆いつもありがとうございます。
崎陽軒の焼売を食べたんですか、あはは・・・。
今どきだと冷凍もあるし、色々な料理店の焼売も多いですが、
あの時代だと先駆的だったので覚えています(^ー^)

・・お疲れ様です、親族が亡くなってしまうと、
片づけしなくてはいけない物事が多いですよね・・。


2016-02-27 Sat 20:03 | URL | mecha #-[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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