
たまにいらっしゃるお客様から、
「お盆中電話でのお仕事はされていますか?」

「どうしても、
聞いて頂きたいことがあるのですが」
「大丈夫です

お盆中は墓参以外には特に普通ですよ」
少し慌てていた方はRさん。
50代の働くお母さん・・。
夫との間に2人の子どもがいたけれど、
既に子は大学や専門学校を卒業し、
東京と地元の会社に勤務していた。
・・お聞きすると、
少し前に体調を崩して入院していた、
友達の旦那様が亡くなられたという。
同級生のパートナーで2歳上でも、
五十代だし二歳上の旦那様は、

Rさんの友達は、
中学生の頃から同じクラスで、
高校も一緒になり、
大学はそれぞれ別だったけれど・・
同級会などがあると、
どちらも必ず行く訳では無いのに、
タイミングが合っていてお互い笑ったり、
若い頃からずっと変わらず親友だった。
30代前半に結婚をし、
もちろん式にも披露宴にも、
二次会にも出席をしたそうだし。
ご夫婦2人はこれまで、

した事が無いくらい仲が良かったそうだ。
子どもがいなかったそうだし、
そんな状況で旦那様が亡くなったら、

Rさんはかなり心配をしていた。
その日の夕方以降に電話での鑑定を。
でも、ちょっと思った ・・
今はお盆で、
しかもさっき言っていたのが、
13日の盆入りだったよね、と・・。

旦那様の実家の親のどちらかとか、
仲が良かった祖父母だとか、
もしかしたら心配した親族が?・・
電話の時間になり、
先ずは彼女から、
色々な部分を聞いてみなくてはと感じた。
「・・どうやら脳梗塞のように
一部の血管が詰まったみたいでした
暑い中しかもお盆だしコロナ禍だわ、
一般の人は面会に限界があって」
苦手な8月の、
しかもご先祖さまだけでなく、
混じり混んだよからぬ霊もあちこちに居るし、
その旦那様はどうしたのか?を瞬時に考えた。
『・・苦しいから迎えに来たんだよ』
え、あれ( ̄▽ ̄;)

これは時期柄、誰かを直ぐに判別しにくい。

それからその経緯や、
彼女のこと、
旦那さん側の実家に行っていて、
ご葬儀に出る事が、
出来なかった事を後悔していること。

気持ちのやり場が無く複雑な心境だったようで。
盆の13日に、
故人の親族が来たようだったこと、
それに関わるようなお話をして良いのか、
一瞬、悩んだ・・
表現は難しいけれど、
やはり特殊な時期だったので、
お聞きして伝えたいことを話してみた。
「そういう事もあるんですね
何となく理解できる気がします

「ご先祖の御霊も帰って来ますし」
「彼女もずっと付き添っていただろうし
まだ50代だったから、
反対に私の祖父母のように年齢なりの、
静かな息のひきとり方では無いようで」
「見ているのも辛いでしょうけれど、
それが長く続いたりしたら、
もっとお友達も
キツかったかもしれないですが・・
でも、少しでも長く息をしていて欲しい、
とも思ったでしょうね」
ふとあるお客様で、
叔父さんが入院中に急変した際に、
亡くなった祖母が飛んできて、


お祖母ちゃんの方へ引っ張ったと言っていた。
お盆、そして13日という意味もあり、
きっとこの世に来ていた祖母や祖父など、
旦那様方の所縁の近しい存在が、
気の毒に思って、

「お友達は、
そういう事を聞いてくれそうな方ですか?」
「○-ラの泉」をお互いに見ていたし、
深夜枠の頃からだったので、
スピリチュアルのジャンルは好きなはず
折を見て話してみます」
「それとRさん、
もし直接、ご焼香へ行きたいならば、
あちらへの吉方位を、
メールで送信しますのでお待ちくださいね」
「良かった、嬉しいです
彼女に先ず会いたかったし、
つのる話しもしたかったから・・」
・・それから、
何日かしてRさんから連絡があった。
友達はまだ何をどうして良いのか、
まだまだ、
気持ちの整理も付いてはいないけれど。
旦那様の昔には、
共働きで父母が忙しい日は、
近所にいたお祖母ちゃんが、
保育園のお迎えや、
おやつと夕食を作ってくれたそうで。
引っ張ってくれたのが祖母ならば、
あり得ることだと感じたそう・・・
どこに虚しさをぶつけて良いのか、
本当につらかった時に、

心の糧になったそうだった・・。
・・
お盆、そして意味が深い春彼岸には、
見えない先祖からの手助けもある。
皆さんも少し似た経験があったなら、
甘受しながら、
よい方向へナビしてくれた親族へも、
感謝やお礼を、
天界の人へ気持ちで示してくださいね☆
・・
すみませんワタシは占い師
・・・助けも続くかも・・・
。。


↓別に構いません、あなたはあなた・・
