
先日、友達の住むマンションに行った。
友達は自宅兼
少人数のオフィスをしているけれど、
賃貸物件のビル管理者の事情で、
引越しをしなくてはいけなくなったそうで。
勝手知ったる親友だとしても
出来るだけスタッフさんがいない、
定休日に約束をしていた。
ひとしきり年度末に向けて、
移転についての解説をし、
途中、

経緯は聞いていたけれど、
少し立ち入った話もしてくれた。
「なんかパタパタしててごめんねー」
キッチリ予定を立てる人だったけれど、
予定していなかった事なんて、
割りと起きたりするから仕方が無い。
※友達でも昔からのお客様なので、
以降Yさんと呼びます。
「ここって自宅兼事務所ができる上に、


移転しなくちゃというのは分かるけれど
気に入っていたのにねー」
「まあね、でもこだわりばかりだと、
前に進めないから・・」
・・そう言えば、
そんなキッパリとした諦めは、
長い付き合いだけど、

スタッフさんはいないけれど、
必ずソファーにいる子が再び気になった。
私が勝手になでなでして、
ウチのクマちゃんと同じように話しかけていたので ー
「嫌だー、人と話してるみたい

不思議、いや、
不気味がられるのも当たり前だけれど・・。
母親にも、
不気味がられた事ばかりだったしなー、
小さい頃から、
一部不審な態度だったのを思い出した。
・・椅子に置かれたぬいぐるみと、
真剣に話している人間なんて。
そんな、不気味がられた過去から、

「何か言ってたりする?」
「そうだねー、
この場所気に入っているみたいだよ」
ぬいぐるみ好きなオバサンには・・

癒やし系のぬいぐるみとか、
そこにあるテレビが寡黙だとか、
ソファーはプライドを持っているとか、
大切に使ったりして来た物に、
その人の気持ちが移り、
無機質に見えてもそうでは無いのもあるから。

動物を模した訳では無い、
クリーム色の子は以前の事務所にも居て、
ずっと長く事務所の一室で座っていたから、
かなりその念が強くこもってもいた。
「この子は次の事務所、
Yさん宅にも連れて行くんでしょ?」
「もちろん、起業してからずっと一緒だったし・・」
良かったと思った ・・・

クリームちゃんは、
どうやら男の子らしく、
Yさんをお母さんと思っているようで。
「男の子だよね
Yさんをお母さんと思っているよ」
「え、そうなんだ
やっぱり私も男の子だと思っていたんだよね」


ぬいぐるみ、人形についての処分とか
何度か、
自分の雛人形についても書いていたけれど。
☆特にヒトガタ的な物、
人形やお子さんが大事にしているぬいぐるみは、
もしかしたら、
その人や子どもたちに話しかけているのかもしれない。
☆いくら汚れていても、
お母さんだけの判断で洗ったり、
要らないなんていう決断をしてはいけないもの。
もし洗うなら、
持ち主であるお子さんや、
年齢は関係なく子供さんからのOKをもらうべき。
ばっちく汚れていても、

洗濯は子どもと一緒に慎重に手洗いを。
洗い方はきちんと下調べをしてからに。
間違っても、
こういうアイテム専用ではないなら、
クリーニングには出さない方が良いと思います。
☆持ち主の了解を得て処分する場合は、
人形、ぬいぐるみならば、
面倒でも人形専門の、
供養とお焚き上げをしているお寺さんや神社へ。
※今は手数料はかかるけれど、
送ることも出来るサービスもある場所がありますから。
☆もし持ち主が平気で無頓着でも、
燃える素材であっても、
素材によって違うため、
紙袋などに個別に入れて、

男の子のプラモとかガンプラとか、
お母さんには理解出来なくても、
大切さは同じなので本人と会話してからに。


大切にしているアイテムは分身や、
自分の半身と同じかもしれません。
勝手な処分は禁物、
その子の代わりはありません・・。
・・


高い階からの眺めをすごく気に入っているようで、
でもお母さんが、
色々な物を片付けたりしていたから、
自分も片付けられたら嫌だな、

「・・大丈夫、お母さんは、
あなたも次の所に連れて行くって」
表情が変わる訳では無いけれど、
私が入って来た時よりも、
彼から出るイメージがトゲトゲしなくなった。
・・Yさんのように友達であっても、
もちろん、物として認識していないなら、
念が移るのは、
変わらないということなのだと思った。

自分のなら判断はついたとしても。
所有者がお子さん、
旦那様だとしても、
一人でその場所から処分する際には、
隠された思いや念があるものなので、
勝手には断捨離の対象にしないであげてね。
・・
すみませんワタシは占い師
・・・続くかも・・・
。。


↓そんなあなたの一日・・
